雨天時の走行が危険過ぎる。エクリプスクロスのワイパーラバーが交換時期を迎えたので新品交換した。
ワイパーラバーは1年毎に交換しよう。
先日の大雨の日にエクリプスクロスを運転していたのだが、あまりにもワイパーの拭き取りが悪かったので新品のワイパーラバーを注文した。
普段は奥さんが通勤でエクリプスクロスに乗っているのだが、通勤中に事故でも起きてしまったら…と思うと余計に心配になってしまい急いで交換した。
フロントガラスの拭き取りが悪いと雨天時の運転をする際に前が良く見えず追突事故等に繋がるリスクがある為にフロントガラスのコーティングも同時に実施した。
エクリプスクロスのワイパー交換
日頃からフォルクスワーゲンのワイパーを交換しているので、ワイパー交換は10分程度で作業は終了した。
今回エクリプスクロスのワイパーには、
「PIAA 超撥水 シリコートゴム 600mm」
「PIAA 超撥水 シリコートゴム 500mm」
を使用した。
必要な工具は精密マイナスドライバーとペンチのみで、ペンチは最悪無くても構わない。
初めにワイパーブレードを車両から取り外す必要があるのだが、エクリプスクロスはワイパーをサービスポジションにしなくてもそのままワイパーアームを立ち上げる事ができる。
ワイパーアームの先端はワイパーブレードに差し込まれているので外していく。
ワイパーブレードの外し方は中央のカバーをマイナスドライバーで上向きにロックを解除するとワイパーブレードが取り外せるようになる。
その後は助手席も同様の作業をしワイパーブレードを取り外す。
ワイパーラバーの交換は非常に簡単で、ひし形になっている方をペンチで掴んで引っ張ると簡単に外れる。
(指を擦り剥く危険性があるので注意して欲しい)
そしてワイパーラバーを引き抜いたらラバーを交換していくのだが、バーティブラ(金属金具)は新品のワイパーラバーには入っていないので再利用する必要があるので注意する。
新品のワイパーラバーにバーティブラの向きとレールにしっかり噛み合わせるようにしっかり取り付けていく。
新品のワイパーラバーを取り付けた後はワイパーアームに付け直して作業は終了となる。
ワイパーラバーの交換の後は…
少し手入れがされていないお客様の車両を試運転する時に何度か恐怖を感じたことが数回ある。
フロントガラスは撥水せずに油膜が張っていて雨粒を弾かず、ワイパーを使用しても拭き残ってしまい前方視界が見えにくい状態となっていた。
日中ならまだ良いのだが、夜間となると反対車線のヘッドライトの光によってフロントガラスが反射して更に走行が困難になる。
私が一時的に乗っただけでも恐怖を感じたのだが、お客様は普段気にしていないのか聴いてみた。
回答はこうであった。
「確かに雨が降ると見にくいけど、ワイパーを最段階に使っているから何となく見えているよ」
と、言われた。
流石にこの言葉を言われて返却する訳にもいかないので今回はサービスで油膜取りを実施したら過去があるり
私が使っているは、ディーラーでも定評のある
「3M ガラス磨き-L 38055 」を主に使用している。
少し値が張るが性能は確かであり油膜取りに最適である。
また簡易的なコーティングは、お客様が何を買って良いのか困らないようにオートバックスやイエローハット等の様々な所で購入できる「ガラコ デカ丸」を使用している。
使い方は非常に簡単で、ショップではポリッシャーで磨くのだが今回は手で磨いてみた。
用意するのは柔らかい布かスポンジでスポンジの方が磨くのが簡単だが、スポンジが手元に無かったのでウエスを使用していく。
フロントガラスの状態は洗車後の方が良いが、洗車が面倒な場合はガラスクリーナーで軽く拭き上げても問題はない。
スポンジに500円玉よりやや小さいくらいのガラス磨きを乗せていきフロントガラスを半面ずつに分けて、やや強めに磨いていく。
残りの半分も実施し水で洗い流した後は乾拭きでフロントガラスを拭いていく。
乾拭きを終えたら、先程と同様に半面ずつガラコを塗布していく。
10~15分程、放置したら軽く水気を含ませたウエスでフロントガラスを拭きあげれば作業は完了となる。
フロントガラスは事故に繋がる重要な車の部品の1つであり、メンテナンスを怠るとそのリスクが増幅する。
この記事を見ていただいた読者の方は今一度自分の車のガラスメンテナンスについて考えてみてほしい。