グラントゥーリズモのドアパンをデントリペアで修理してもらった。(カーリペアワークス星空編)
凹んでしまったドアをどこで修理しよう…
前回に続いてグラントゥーリズモのドアパンされた事について書いていく。
サービスエリアで休んでいた時に、見知らぬヴォ◯シーにドアパンされ、数日後デントリペアをしてもらおうとネットで検索していた。
検索してみると、やはり東京や埼玉にはデントリペアのショップが多くある。
千葉県内でデントリペアを探して見たところ、口コミの評価も高く、
君津市の「カーリペアワークス星空」というショップに今回依頼してみた。
「デントリペア」という言葉は今まで仕事をしてきた中では全く聞いた事なかった。
ホームページを見ると、デントリペアというのは板金、パテ入れ塗装等は行わずにヘコミ修理のみで行う事を指すらしい。
更に修復時間も短く、30~120分の作業時間かつ当日納車が可能というのは、かなり衝撃的。
ヘコミというと2019年の9月頃だったろうか。台風15号が千葉県に直撃した時を思い出した。
自分の身に起こった災害の中で、台風15号は強烈に印象に残っている。
その他にも福島の原子力事故や最近だと静岡の伊豆山土砂災害もあるが、いずれも本当に自分の身に起こった事では無かったので、記憶からは薄れていた。
台風15号が過ぎた後のゴルフはかなり痛ましい光景だった。ボディカバーもしてないので、飛んできた瓦や石がボンネットやドアに直撃し見事にヘコミと飛び石のような塗装剥がれをいくつも作ってくれた。
ボンネットは余りにも酷い状態で直ぐに友人の板金工場に持っていき再塗装してもらったが、ドア3枚は未だに傷跡が残っている。
不幸中の幸いで、ルーフが無傷だったのが何よりも助かった。
グラントゥーリズモへ話を戻し、いざ君津市に向かった。
到着すると直ぐに感じの良さそうな店主が出てきてくれた。
早速作業が始まるのかと思ったけど、デントリペアには向いてる車両と不向きの車両があるらしい。
まず第一に画像中のオレンジ色のマットが窓枠に入り、エアクッションが入らないとデントリペアに使用する工具が入らない為、内張を外したりするので作業工賃が高くなると話を伺った。
グラントゥーリズモは運良くエアクッションが入り、工具を入れる隙間が出来た為デントリペアは可能だった。ひとまず一安心。。。
次にボディが鉄かアルミでもまた作業が変わり、アルミのデントリペアはとにかく難しいとのこと。
鉄よりも硬くデントリペアでヘコミの部分を押し上げるのは非常に大変らしい。
グラントゥーリズモは新車価格で1,600万くらいするのでアルミのドアかと思いきや普通にマグネットが付いた!!!
結果は「鉄」という事が分かり、嬉しいような嬉しくないような笑
メルセデスやアウディ等はアルミのドアになっている。
ドアのアウターパネルと下降したウィンドウガラスとの隙間に穂先がL字型になっている工具を入れた。
凹んだ部分を戻すように、内側から外側に向けて慎重に工具を動かしていた。
時々ホームページに載っていたポンチングツールを使ってドアを叩くような動作も見れた。
集中している中で自分がウロウロしていると目障りになると思い、数枚写真を撮らせてもらって自分は最寄りのカフェに行くことにした。
時間は1時間で終わると言われたので、本当に直るのか少し不安。
因みに料金はヘコミの長さで決まるらしく、料金表はこうなっている。
グラントゥーリズモの凹みは約4cmで料金は19,800円となった。
このくらいの料金で本当に綺麗に直ったらコストパフォーマンスが良過ぎる…
これが板金塗装とかになってしまうと数十万円も掛かってしまうので、10分の1以上に抑えられたのはとても助かる。
カフェでゆっくりした後、ショップ戻って確認してみると綺麗に凹みが消えていた!
画像ではやや分かりにくいが、
光を当てて見ても全く違和感の無い仕上がりで、仕上がりを疑っていたのが申し訳ないくらいだった。
ってきり窪みの後くらいは残ると思っていたので、デントリペアを甘く見ていた。
何度もお世話にはなりたくないが、またこういった不幸が起きたら、対応も丁寧で気さくな店主の「カーリペアワークス星空」にまたお願いしようと思う。
腕は確かで、愛車も丁寧に扱ってくれるのが本当に安心だった。
自分が大切にしている物を傷つけられたら、物も傷ついて自分も傷つくので、これからはドアパンを塞ぐ為にも、駐車の仕方や位置にも更に注意して愛車を守っていきたい。
こちらが「カーリペアワークス星空」のホームページとなります。