新しい愛車を求めて1年が経過した…自分好みのネオクラシック アストンマーティンを探すには相当な根気が必要になる。
買えることには買えるのだが…
困った困った。長い戦いになるとは予想していたが、私自身に問題が発生した。
去年の末にとりあえず繋ぎでCクラスを購入したが、
「何か新しい車が欲しい…」
と、焦りさえ感じるような気持ちに現在なっている。
というのも毎日欠かさず中古車市場を見ているせいかCクラスでは物足りなくなってしまっている。
1.500ccのエンジンでは、特に運転していて楽しいということはなく毎日の通勤に使うだけで特別感は何もなくナビゲーションシステムの使いづらさには呆れている。
はっきり言おう。
購入して1年も経たないが、Cクラスには完全に飽きてしまっているのが現状だ。
せめてC43 AMGにしておけば、ダウンサイジングV6 ツインターボの魅力や楽しさを伝えられるがC180となるとブログのネタにやや弱く面白味にも欠けてしまう。
もう少し乗るつもりではあるが、2~3ヶ月も経たないうちに売却してしまいそうである。
話は変わり、中古アストンの話になる。
安くて程度が良さそうなアストンを探して2年以上が経過したが現在も中古車市場には私好みのボディカラーとインテリアカラーがマッチングした車両は出てきてない。
そもそも後期のDB9の販売が2008年ということで世界ではリーマン・ショックが起きた年になる。2008年9月15日にアメリカの大手投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻したことをきっかけに発生した世界的な金融危機で、この事件を機に金融機関への救済措置がとられず市場参加者に不安が広がり、日本経済も大きな打撃を受け、日経平均は大幅に下落した。
リーマンショックの影響で日本経済が衰退したことでお金の出回りが悪くなり、2008年式以降のDB9を購入する顧客が大幅に減ったのではないかと私は考える。
なので当時日本に正規輸入された後期型DB9の台数がそもそも少なく年に3~5台ほど中古車市場に出てきたら選択の幅が広がるかもしれない。
しかし、仮に出てきたとしても以前見たことあるような個体であったり、状態が悪く買い付けされない個体がオークションに出回り違う販売店に買い取られ再販されていたりと負のスパイラルが続いているも現状だ。
グラントゥーリズモを手放した後は、DB9をずっと探しているが全く見つからないので疲労が溜まってきた。なのでV8ヴァンテージの他のモデルやブランドも検討している最中で今最も気になっている車両を紹介していきたい。
Jaguar XK8
1台目は ジャガーXKになる。
2014年を最後に後継モデルは誕生していないが、XK8と XK X150の両モデルともロングノーズ・ショートデッキの美しいスタイリングで私は特に XK8のスタイリングが気に入っている。
XK E(Eタイプ)の後継機はX152 Fタイプとされているが、この XK8も十分にEタイプの素晴らしいデザインを彷彿させるものとなっている。ボンネットやフェンダーからは官能的な丸みと力強さを兼ね備え大きな欠点は見当たらない。
Eタイプのような絶対的な美しさを求めるならば私はフォグランプの箇所をスムージングしたい。
またドアミラーのデザインは相変わらずチープなのも見落とせない。
(2008年式以前のDB9には XKと同じドアミラーが使われ、DB9のデザインで最も嫌いな箇所であった)
それ以外のスタイルはプロポーションが良く、ボンネット下にはオールアルミ製でツインカムヘッドが組み込まれ自然吸気の4.2L V8エンジンが搭載されている。出力は304PSとなり、0~100km/hは6.6秒で到達する。また上級グレードの XKRには406PSを発生させる スーパーチャージド4.2L V8エンジンが積まれ0~100km/hは5.4秒とおおよそ1秒も短縮されている。
ネオクラシックカーに当たる XK8であるが、値段はDB9と比べ遥かに手が出し易い価格帯である。
安い個体は94万円から選択肢があり、高くても350万円以下で購入できるが、その後の維持費で+100万円は掛かると想定し購入するとなると150~200万円内で良さそうな個体があれば検討したいところだ。また XKRになるとスーパーチャージャーの不具合が多いようで整備済みの個体なら良いが整備費の追加が必要になる可能性がある。
価格は 280万円となりXKシリーズでは予算外であるが、現在グーネットにて掲載されているXK8クラシックのこの個体が気になってはいる。
LEXUS LC
続いて、国産車になるがレクサス LCも検討している。
2016年から正規販売されているが、8年経った今も全く古臭さを感じないデザインで2012年に発表されたLF-LCというコンセプトカーからも含めると10年以上外観に殆ど変化はない。
コンセプトカーのデザインをそのまま市販化したことで注目され、完成されたデザインは何年経っても色褪せずに魅力的な車に変わっていく。
そのLCも新車価格の1,400万円台から半額以下で中古車が手に入る所まで値が落ちてきた。
安い個体は基本的に2017年モデルの初期型が多いが、ネープルスイエローコントラストレイヤリング(長い)やガーネットレッド等の白や黒ではないボディカラー、ハイブリッドモデルの500hに限り高年式での購入も視野に入ってくる。
走行距離は14万kmと過走行気味であるが最安値は585万円なるがハイブリッドモデルなので注意が必要になってくる。
やはり乗るならV8モデルが魅力的で車体価格が750万以上するが国産車であれば故障の頻度も輸入車と比べれば数も減り安心して楽しめる車を選ぶならばLCを候補に入れるのも良い選択だと私は思う。
2週間に1度くらいにエンジンを掛け、ドライブに出掛けても頭の中が
「いつ故障して止まるか分からない…」
「不安や故障した後の整備費が…」
という気持ちで運転しても、ちっとも楽しくはない。
(有り余る金さえあれば何も気にせずドライブを楽しめることができるが…)
まぁ、私は博物館で車を眺めているだけでも満足できるので、仮に車が不動車となっても次の愛車は長く所有したいと考えているので引き続き真剣に探していこうとは思う。
まぁ、また数日も経てばアストンマーティンをメインになるだろうけども。。
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参照元:2006 Aston Martin DB9 Volante Previously Sold | Hilton & Moss
参照元:2005 JAGUAR XK8 4.2 COUPE – SOLD – Bicester Sports & Classics
参照元:Used 2018 Lexus LC 500 For Sale (Sold) | Marshall Goldman Beverly Hills Stock #W21928