半世紀以上もその美しさで世界を魅了し続ける名車 ジャガー Eタイプとは???
世界中には魅力的な車がたくさんある。
カッコ良い車といえばランボルギーニ?美しい車は…何だろう?レクサス?ベンツ???
人それぞれ何を美点とするのかは様々だけど、自分自身が最も重要視するのがボディラインだ。
基本的にはエッジが効いたデザインより流れる様な流線型のデザインが好みでロングノーズ・ショートデッキが大好物。
自分が美しいと思う車種(市販車)トップ5を上げるとこんな感じになる。
5. BMW E24 635CSi
4.アウディR8 2006~2010年式
3.フェラーリ 458イタリア
2.アストンマーティン DB11
1.ジャガー Eタイプ シリーズ1
各ブランドから一台ずつだとこんな感じになる。5位に唯一、角張ったデザインのE24になった。
しかし5位はマツダ3 ファストバックと悩んだ。
初めて本気で欲しいと思った国産車でもあるし、300万位であの美しい車に乗れるのはコスパが良すぎる笑
2~5位の車種はどの角度から見ても綺麗なボディラインをしている。
そして、私はアストンマーティンが一番好きだ。本当なら1番はONE-77(市販車?)と言いたいけれども、
それほどまでに、ジャガー Eタイプは美しい。
脳裏に焼き尽くジャガーEタイプ シリーズ1
8年程前にまだ私が専門学生だった頃に一度だけ横浜へ校外学習へ行った。校外学習の内容は全部忘れてしまったけど、偶然中華街で見たオパールセントブルーのシリーズ1は今でも強烈に記憶に残っている。この日から今日までEタイプが走っている姿は全く見れていない。。。
Eタイプの美点は何と言ってもロングノーズ・ショートデッキと美し過ぎるボディラインが見事に融合したデザインだと思う。
サイドからの光景は言葉で表現仕切れない程の高揚感に浸れる。
あのボディラインを一日中見てても飽きないと断言できるくらい魅力的だ。
エンジン音はほぼテレビでしか聴いたことがないが、3.8Lの直列6気筒エンジン音は滑らかに鳴り響き聴いていて心地が良い。
これはグラントゥーリズモとはまた違う音色で非常に良い音だ。
ジャガーEタイプは1961年に登場し、1968年、1971年とビックマイナーチェンジしている。
個人的に私はシリーズ1以外は好みではない。
実用的になり、耐久性が上がったシリーズ2
シリーズ2の場合はアメリカ連邦安全基準の規定によって様々の変更がされた。
まず印象的なのがヘッドライトカバーが取り外されヘッドライトユニットが剥き出しになってしまっている。
これによってフェンダーからの美しいラインがヘッドライト部分で途切れてしまい、Eタイプの美点が1つ削られてしまった。
次にターンシグナルが巨大化してしまい、やけに目立つ感じに。
画像で見る限り、クリアオレンジのカバーがEタイプのデザインを少し邪魔している様に見える。
その他にサイドのクロームメッキラインの装飾も加えられ、特徴的だった3連ワイパーも2連になってしまった。
全体的に細かな変化はあったけど、シリーズ1の趣は感じる。
シリーズ2にはシリーズ1の引き継ぎで4.2Lのエンジンが積んでいて、車全体としての信頼性も上がっているらしい。
よりパワフルになったシリーズ3。
北米市場を意識してより快適に広い車内が求められ、新たに生まれ変わったのがシリーズ3。
ホイールベースも広くなりエンジンは4.2Lから飛躍して5.3LのシングルカムのV12という、マッスルカー化したEタイプ。
このV12は改良されながら後の狂気のXJ-S(とにかく壊れると有名)にも搭載されている。
またシリーズ3は見る角度によってアルファロメオやオースチンに似ていて、Eタイプという雰囲気は更に希薄になっている。
ボディタイプがクーペが廃止になり2+2とロードスターのみとなってしまった。
そして、フロントグリルは鉄柵の様なグリルが取り付けられていたのが、Eタイプらしさを無くしているかもしれない。
私は1本線のラインが入っているフロントグリルこそEタイプと思っている。
初期のシリーズ1の美しさに変えてマッスルカー化したシリーズ3はとても筋肉質なEタイプになった様に感じた。
シリーズ2、シリーズ3とEタイプらしさを少しずつ無くして変化をし続けたEタイプだけど、やはりどのシリーズも美しいのは間違いない。
そして、死ぬまでに1度でも良いのでジェードグリーンのEタイプに乗ってみたい…
あの美しいボディに乗りながらドライブ出来たら、感動して泣いてしまうかもしれない笑
そんな妄想は程々にして、日常生活ではほぼ見かける事はないだろうし、
近々博物館へEタイプを見に行こうとブログを書きながら思った。
……..と、色々と私の考えを書いてしまったけど、27歳の野郎が生意気にEタイプを語ってしまい申し訳ありませんでした。。。
でも一度はジャガーEタイプについてブログを書きたかったので、どうかお許しください!