予算250万円で日常生活や通勤にも使える輸入車を買う事にした。
突然だが車を買う事にした。
私は現在、三菱のエクリプスクロスの1台のみ所有してしている。
エクリプスクロス1台のみだと、共働きしている環境の中で生活していくのがあまりにも不便過ぎることが2人の中で問題になっていた。
そして私自身が電車通勤するのがしんどくなってきたのも車を買おうとしている理由の1つであるが先日ある出来事をきっかけに購入を決断した。
そのきっかけとは、
私の母親が緊急搬送されてしまい直ぐに駆けつけられなかった事だ。
私が会社の休日で、彼女が通勤でエクリプスクロスを使っている日があった。
その日は特別何か用事もなく掃除や残っていた食料で夕飯を作ろうと考えていたが、掃除を終わった後に電話が鳴った。
私の母親からの着信であり電話を取った。
何やら体調が悪そうだったので、話を聞いてみると外で軽い運動した後に庭の手入れをしていたら気分が悪くなって目眩がすると電話がきた。
父親の方は仕事で連絡が取れず、私が会社の休日というのを知っていたので私に電話がきた。
自分の住んでいるアパートからは車で20分程度で実家に着くことができるが「熱中症」の疑いがあると思い、私は直ぐに救急車を呼び、実家に駆けつけようとした。
しかし、家を出ようとした時に車がない事に気がついた。
私はタクシーを呼ぼうと思ったのだが、タクシーを待っている余裕など無かった。
幸いな事に私のアパートの直ぐ側には友人が住んでいる。
偶然にも車が駐車してあって急いで友人へ連絡し車を出してもらった。
その後は母親は軽い熱中症と診断され無事に退院出来たのだが、自分の車が無いことで最悪な結果になるところだった。
こういった事もあったり、今月は不便な状況も多かった為に自分用の車を買うことになった。
それでどの車を買おうか悩んでいるが、
先ずは購入する条件を以下の様に決めてみた。
年式は2018年以降のモデル
保証は2年付けられること
走行距離は10,000~30,000km以下
色はシルバーかグレー、パールホワイトの3色のみ
と、やや条件を厳しく設定したのは税金や燃料費が年々高騰しているのもあり、2,000ccになると自動車税で年間43,500円を支払うことになる。
そして私は年間20,000km程は走行するので燃料費はざっと30万円近く掛かってしまう。
こういった事を踏まえて排気量が2,000cc以上の車両は候補から外れた。
以前のアストンマーティンやグラントゥーリズモを維持していた時と比べたら大幅に税金や燃料費が安いが、今の私には1,800cc以下の車を維持するのが精一杯である。
カーセンサーやグーネットで検索してみると比較的良さそうな車両が多く見つかった。
その中でも3台気になる車両を見つけたので紹介していきたい。
1台目はBMW 318i F30
年式は2018年以降のモデルで比較的新しいモデルにも関わらず、
車両価格は150万~200万円くらいとなっていて予算内に収まっている。
また3シリーズは何度も乗った事もあるので、走りに関しては全く不満はない。
が、しかしこの318iには私にとって重要な機能が搭載されていない事が判明した。
その機能とはクルーズコントロールの車両追従機能が未装着であり、これは高速道路を利用する機会が多い為に欠かせない機能である。
320iと比較していた時にステアリングスイッチの違和感に偶然気づいて本当に良かったと思った。
私のゴルフ7には搭載されていて、長距離ドライブには必ず使っていたので318iはこの点でかなりのマイナスポイントとなった。
それ以外では手動式ハンドブレーキが目についた。
アストンマーティンのような月に数回しか乗らない車は手動式のハンドブレーキであって欲しいが、毎日乗る車としては渋滞時にオートホールドがないとやや不便に感じる。
エクステリアは落ち着いたデザインで何も不満はない。
インテリアは同年代のフォルクスワーゲンと比べると、ウッドパネルを使用している辺りが質感の違いを感じさせるがそこまで大きな差は無いと思う。
318iはデザイン、走行性 、車両価格には文句はないが快適機能の面で後の2台と比べてマイナス点が高かった。
■星5つでの評価は以下の通りになった。
エクステリア ★★★★
インテリア ★★★
走行性能 ★★★★
車両価格 ★★★★★
快適機能 ★★
2台目はメルセデス C180 ローレウスエディション
私自身メルセデスベンツとは今まで接点がほぼ無かった為に1度くらいは自分の愛車になっても良いのでは?と思い候補に上げてみた。
思い返せば私の地元の友人や車友達でメルセデスに乗っている人は1人もいなかった。
基本的に足車は国産車でその他のお金持ちの知人はBMW、ポルシェ、ランドローバー、マセラティといった感じだった。
そういった環境もあって、メルセデスを直接見に行く機会が無かったのでシフトレバーの操作が今だに分からない…笑
なので全く触れた事がないメルセデスに興味が湧いてきている。
そして今回私が気になっているのがC180 ローレウスエディションだ。
このローレウスエディションとは簡単に説明すると、人気のオプションが標準で装備されていることだ。
エクステリア、インテリア共にAMGラインが採用されておりエクステリアではフロントバンパー下部にフロントスポイラー、リアバンパー下部にリアスカート、AMGパッケージのホイールが取り付けられている。
個人的な好みになるが、現行型のSクラス W223、Cクラス W206よりもSクラス W222やCクラス W205の方がエクステリアに高級感が滲み出ていると感じる。
インテリアではレザーシートが取り付けられ、ステアリングはパンチングレザーのスポーツステアリングとなっている。
またアクセル/シフト操作のみで駐車を支援する「パーキングパイロット」を標準装備していて、クルーズコントロールも車両追従式が装備されている。
私がこのローレウスエディションで豪華なエクステリアやインテリアパッケージよりも惹かれたのが、
9速ATの9G-TRONICだった。
初期モデルは7速ATの7G-TRONICとなりゴルフ7と同じギア数だ。
この9速ATを搭載することにより7速ATより変速は滑らになり、より高級車らしい落ち着いた走行が出来ると思っている。
また高速道路での長距離走行は9速の高いギアで走る事ができるので、回転数を低く抑えられ燃費も良いだろうと予想する。
もう一つ魅力的なのが、C180ローレウスエディションはエアサスではなくバネサスである事だ。
エアサスは絶対に壊れるという先入観を私は持っており、もしこのローレウスエディションがエアサスだった場合は候補には入らなかった。
そのくらいエアサスには疑心感があり、確かにバネサスよりエアサスの方が乗り心地は良いとは思うが、私はバネサスのカチッとした固い乗り心地の方が好きであり、ふわふわとした乗り心地は路面との接地感が感じられず不安になってしまう。
また故障した時のダメージが大き過ぎるのがエアサスの特長だ。
片側が壊れたとしても、基本的に左右交換となるので故障した場合は20万円ほど整備費用が掛かってしまう。
バネサスとなれば壊れるリスクは大幅に軽減され、費用もその半分程度で収まる。
なのでエアサス搭載車を通勤車として使うのはリスクが高すぎるが為にこのバネサス車のC180 ローレウスエディションに魅力を感じている。
しかし、良い所ばかりではない。
そこはやはりメルセデスベンツ。
中古相場は318iと比べるとやや高めとなっている。
走行距離が伸びている個体であれば予算内に抑えられることが出来るが、低走行、保証2年、車両評価も考慮すると中々良い個体が無いが、1台だけ気になる車両があった。
諸費用合わせると予算は超えてしまうが、
車両本体価格が218万円、走行距離が1.4万kmのボディ色がイリジウムシルバーの車両だった。
保証も2年付けることができ、グー鑑定書も見せてもらい、大きな修復歴や板金歴が無いことが確認出来た。
そしてフォルクスワーゲンやアウディと違い、メルセデスベンツはどの部品が壊れやすいか、消耗品を除いて走行距離に応じ交換した方が良い部品など、 情報をほとんどない持っていない為に維持していく上でやや不安に感じる。
基本的に水回りのウォーターポンプや車速センサー、排気系統のO2センサーは壊れるものだと分かっているが、実際はどうなのだろうか。
こればかりは自分で所有しないと分からない事である。
やや長くなったが、C180 ローレウスエディションが候補の1台となった。
■星5つでの評価は以下の通りになった。
エクステリア ★★★★★
インテリア ★★★★
走行性能 不明
車両価格 ★
快適機能 ★★★★
最後の1台はフォルクスワーゲン パサート B8
フォルクスワーゲンのショップで働いているので、パサートの良し悪しはほぼ分かっている。
中古相場も30,000kmくらいで200万円前後となっている。
パサートの良い点を上げると、
候補車両の中でボディサイズが1番大きいが、
排気量が1,400ccと低排気量であり燃費が非常に良い点だ。
パサートは前輪駆動であり、プロペラシャフトを必要としないので他の2台は車両重量が1,500kg超えているが、パサートは車両重量が1,470kgと軽いため低排気量でもキビキビ走ってくれる。
パサートを1日で500kmほど走らせた事があるがその時に街乗りで13~15km/L、高速では平均16~18km/Lとかなり燃費が良い印象だったのを覚えている。
また排気量が1,400ccの乾式DSGであるお陰で、ギアボックス本体も非常に軽くなっており低燃費に貢献している。
その他にはクルーズコントロールなどの装備が充実しており、前車追従機能も搭載されている。
気になる故障だが、1,400ccモデルはウォーターポンプをほぼ必ず交換すると言っても良い。
費用は7万円程度であり、その他にはリアパッドの減りが異常に早いのが特徴だ。
大体の車両が20,000km~40,000kmで交換時期がくる。パサートと比べてゴルフやポロは70,000km付近が交換時期である。
思い返すと私のショップでパサート B8のスピードセンサーは交換した記憶がない事にたった今気づいた。
そして今までパサート B8で大きな故障はないので安心して欲しい。
パサートの悪い点を上げると、
1つ目にリセールが非常に悪いことだ。
新車で買った場合、2年後くらいには車両価値が新車価格の半分以下になるのはほぼ間違いない。
ヴァリアントやオールトラックも危ないが、セダンの場合は要注意だ。
恐らくパサートは現在のフォルクスワーゲンの中でダントツにリセールが悪いと思う。
なので購入する際は2018年以降の中古車をオススメする。
次に必ず不満が出てくる乾式クラッチ搭載のDSGだ。
この乾式クラッチは軽量化という意味では素晴らしいのだが、走行距離が伸びるにつれて必ず摩耗してくるのでギアの繋がりが悪くなり、シフトショックの原因となる。
この乾式クラッチは中古保証や延長保証、販売店保証が残っている間は是非交換していただきたい。
保証無しでは20万円以上掛かってしまうので、フォルクスワーゲンといえど甘く見てると痛い思いをするのでこちらも注意してほしい。
最後にフォルクスワーゲンの車両全体に言えるのだが、純正ナビゲーションシステムは使い物にならないので2018年以降のモデルでcarplayを搭載されているモデルを購入するのが絶対条件だ。
後はヘッドライトにクラックが入ったりアルミモールが白サビになったりと色々と問題は出てくるが全体としては非常に出来の良い車なので今回候補に入った。
■星5つでの評価は以下の通りになる。
エクステリア ★★★
インテリア ★★★
走行性能 ★★★
車両価格 ★★
快適機能 ★★★
3台の評価を見比べてみると、ブランドイメージに沿った評価になったと思った。
どの車両も魅力的ではあるが、不満点もあるので慎重に検討し9月中にこの3台の中から1台を決める。
購入した際はまた改めてこのブログで紹介させていただく。