W205メルセデスベンツ C180に10,000km乗って気づいた不満点を上げてみる。
6年落ちのメルセデスベンツ
Cクラスは去年に納車されてから半年以上経つが、早くも10,000km走行したので改めて見直してみる。我がCクラスはエンジンは快調であるがここ最近になって悪化してきた箇所やある機能のせいで不満が溜まりに溜まってきている。
CクラスでのUSB有線接続は完全に諦めた
以前記事でも書いたが、CクラスはUSB有線接続にて音楽の再生が出来ない。
記事を書いた後もネットで探してみるも、少し古い機種のiPhoneや新機種に近いiPhoneでCOMMANDシステムに接続している情報は1つもなかった。
またその他車種のA,CLA,G,GLA,GLEはコーディングにてCarPlayの機能を呼び起こせるという事であるが、W205前期型 CクラスのみCarPlayがそもそも搭載されておらずコーディングでのCarPlay呼び起こしが不可能だという。
主にSpotifyで音楽を聴いているので、もしCarPlayが搭載されていた場合は問題なく再生でき、iPhone内の地図アプリも使用出来るので不満になることは一切なかった。
CクラスのCOMMANDシステムは同世代のナビゲーションシステムでは最も使い勝手が悪いナビゲーションの1つとしてランクインされた。
エアコンの空調設定が余りにも不便
次に紹介する症状とほぼ同順位に不満なのだが2018年式のCクラスはエアコン内気循環がポンコツ過ぎて困っている。
私はエアコン使用時は基本的に内気循環で使用している。その理由の1つとして通勤時に化学薬品を扱っている工場付近やトラックが多い通勤路を通るので化学薬品の匂いやトラックの排気ガスが外気導入によって室内に充満するので内気循環に設定している。
がしかし、この内気循環が勝手にリセットされ外気導入へ自動的に切り替わってしまう。
COMMANDシステムの説明によると室内の二酸化炭素濃度の増加を抑制するため外気温5℃以下の時は5分以下で外気導入に自動で切り替わり10℃以上の時は30分程度で外気導入へ切り替わるという。
いやいや…余りにも不便過ぎる。。。
一回の乗車で何回もスイッチを押す必要があるのだろうか…夏場ならまだしも冬場になると5分置きに押さないと車内が悪臭になる。
Cクラスにはエアコンフィルターが外気用と内気用で2つ取りつけられているが匂いに関しては全く機能を発揮していない。
そしてCarPlayに続いて内気循環のコーディングも私の2018年式のCクラスには対応していないという…それであればCLA AMGかEクラスにすれば良かったと今は後悔している。
初期の「9G-Tronic」
最後の不満点が9速ATだ。
ローレウスエディションには「9G-Tronic」という9速ATが搭載されている。
これは初期モデルの7速ATとは大きく異なる点であり、ギア段が2つ増えた事によって格段に変速が滑らかになっている。
が、それは加速時であって減速時にはドライバーを不満にさせる。
納車してからも減速時に若干のシフトショックがあると思っていたが、最近になって減速ショックが更に酷くなってきたと感じている。
車両設定はComfortモード、A/C ONのみで現在の走行距離は23,434kmであるにも関わらず謎のシフトショックが発生する。
発生条件というものは特に無いが、15分程走行しているとシフトショックが発生する頻度が多くなってくるように思える。
4速→3速、3速→2速と順に軽いシフトショックから大きなシフトショックに変化し、
「ガンッッ」
と、下手くそなシフトチェンジが行われた時のような車体が不快に揺れる。
これがごく稀にであれば許容範囲内であるのだが、一度発生し始めると5回も減速すれば2~3回はシフトショックが発生する。
またフォルクスワーゲンのトランスミッションは加速時の方が圧倒的にシフトチェンジの不具合が多いがメルセデスは減速時に発生するのはデュアルクラッチとATの差なのだろうか?
またATFフルードを交換してみると、改善される可能性もあるので暫く乗り続け、これ以上耐え切れなくなったら一度ディーラーに診断してATFの交換を実施してみようと考えている。