Cクラスで通勤中に突然メッセージが。。。「タイヤの空気圧を点検してください」という表示が出たら、フォルクスワーゲンやメルセデスベンツ限らずタイヤの点検を実施しよう!!
事件は突然起きた。
Cクラスでいつもの変わりない通勤路を走行中に、突然メーターに
「タイヤの空気圧を点検してください」
とメッセージが表示された。
フォルクスワーゲンでも何度も同じような警告灯を見たことがあるので、
「まぁ空気圧が抜けてるくらいだろう」
くらいに思っていた。
というのもフォルクスワーゲンの2014年式以降、タイヤプレッシャーモニターの精度が高まりパンク等で空気圧が抜けていた箇所をピンポイントで教えてくれる機能が付いている。
この機能が作動しモニター上に「右リアタイヤを点検してください」という表示が出た場合はほぼ間違いなく右リアタイヤが異常な空気圧の状態となっているので緊急の点検が必要になる。
走行は可能な限り控え、安全を確保できそうな路肩に駐車をして該当箇所のタイヤが潰れていないか確認することで未然に交通事故を防ぐことができるので安全が確認できたら必ず実施していただきたい。
しかし、タイヤがかなり凹んでいる状況であったら、自動車保険等のレッカーサービスを呼び最寄のディーラーへと入庫するのが最も安く済み、最も安全な方法である。
そのまま凹んだ状態で走行すると交通事故の危険性が高まり、更にアルミホイールが歪んでより大きな代償を払う事になる。
また他の表示パターンとして今回のCクラスと同様に「タイヤの空気圧を点検してください」のみの表示パターンがある。
この場合は全体的(4輪全て又は2輪以上)の空気圧が抜けている可能性があるのでガソリンスタンド等での空気圧のチェックが必要になる。
Cクラスは給油口の裏に空気圧ステッカーが貼ってある。私は最大荷重での乗車がほぼ無いのでフロントを250kpa、リアを250kpaに合わせれば問題はない。
空気圧を確認してみると、右F(フロント).R (リア)は2.7kpa入っているのに対し、左フロントは2.3kpa、左リアのタイヤは2.2kpaと右と比べて大きく減っていた。
リフトに上げてリアタイヤを回してみると、タイヤ溝に釘が刺さっていた…
しっかり奥に刺さっていて、釘を抜いて石鹸水を吹き掛けてみると泡がブクブクと出てきた。
この瞬間、パンク修理が必要となった。
私のCクラスに履いているタイヤはコンチネンタル スポーツコンタクト5 SSRというランフラットタイヤで、空気圧が0kpaになっていてもタイヤのサイド部に補強ゴムが入っており100km程度ならパンクしてても問題なく走行ができるタイヤになっている。
他にもコンチネンタルのタイヤにはコンチシールという種類のタイヤがあり、5mm以下の釘や金属が刺さり空気が漏れて始めたとしても粘着性の高いシーリング材が即座に密封するので空気圧の低下を防いでくれる機能性の高いタイヤになる。
(機能しないこともあるのだが…)
私はパサートやトゥーラン、シャランといった家族連れで乗る事が多い車にはオススメしている。
(難点として価格が非常に高くやや耐摩耗も悪い気がするが…)
気になった方は是非チェックして見て欲しい。
そして私のCクラスのタイヤは不運にも2本同時にパンクしてしまった。
なのでパンク修理したタイヤが2本取り付けられているのは気持ち的に落ち着かず、これからの安全性も含めて4本全て交換する事にした。
納車時から2017年の42週のタイヤが付けられ、前オーナーが新車時のまま無交換というのも気になっていたので丁度良く、以前の記事でCクラスを売ろうと考えているのをお伝えしたが、次に乗ってくれるオーナーも安心して乗れると考えるとこのタイミングで交換するのが良いと踏んだ。
Cクラスに履かせるタイヤは同様のコンチネンタルタイヤでは、1本4万円くらいするので合計17万円近く掛かってしまう。
流石に売却も考えているので、17万円のタイヤを購入するには予算足りず、なるべく抑えたかったのミシュランやコンチネンタルに続いて働いてるショップでも売上の良いダンロップタイヤにすることにした。
遠出先では困るが、再び通勤時にパンクしても工場で直ぐに修理ができ日頃からリフトでタイヤ状態を確認出来るのでランフラットタイヤやシールタイヤは今回必要ないとも考えた。
私がCクラスに履かせたのは、
フロント「DUNLOP DIREZZA DZ102 ダンロップ ディレッツァ 225/45 R18」
リアには「DUNLOP DIREZZA DZ102 ダンロップ ディレッツァ 245/40 R18」
を取り付けた。
このタイヤはスポーツタイヤではあるものの、ロードノイズも酷くなく、グリップ力と耐摩耗がそこそこ良いのだが、何よりも価格が良心的なので私のニーズにピッタリであった。
4本での価格は54,000円であった。コンチネンタル1本に10,000円を足すだけで4本購入できるのでコストパフォーマンス抜群である。
タイヤを交換し、早速試乗をしてみると想像以上にロードノイズが小さく快適に車内を過ごせる。
が、しかし2週間程通勤等で使用してみたが雨天時は若干の恐怖を感じた。
路面がドライ状態であれば何も気にならずに走行できるが路面が濡れた高速道路ではタイヤの接地感がやや感じられず、FR(後輪駆動)というのもあり速度を少し落として走行していた。
それはあくまで高速道路での話であり、
雨の日であっても街乗り程度の普段遣いには全く支障は無いので、コストパフォーマンスに優れているタイヤとして是非参考にしてもらえたらと思う。
因みにCクラスの空気圧のリセットはこちらの動画を参照させていただいた。