トヨタ コースターのヘッドライトバルブとルームライトを交換してきたが、マイクロバスも時代に合わせて進化していた事に気づいた。
ヘッドライトが暗くて見づらい。
先日マイクロバスを運転している運転手が知人に
「ヘッドライトが暗くて運転する時が怖いんだけど、白い光のやつに交換して欲しい」
と、運転手から相談があったそうだ。
その知人は車に関しての知識はほぼ皆無なので私に相談してきたのだが、まさかマイクロバスのコースターのヘッドライトを取り外す作業になるとは思ってもいなかった。
しかしマイクロバスを整備しようにも知人の会社で作業する訳にもいかないのでコースターを作業する場所に困っていた。
結局良さそうな場所も見つからず、色々と考えた末に私の実家へコースターを持って来てもらう事にした。
ちょうど先週の土曜日に作業したのだが、これが意外にも苦戦した。
日本車はビスが硬い??
とりあえず作業する事になったコースターだが、改めて間近に見ると思った以上にデカい。
そして実家にマイクロバスが置いてあるのは何とも違和感があった。
今回は「白い光」に変更と言われていたので、ヘッドライトのロービーム、ルームライトをLED化する作業してきたので紹介していく。
先ずヘッドライトの脱着方法だが、取り扱い説明書のP.305にヘッドライトの外し方が載っていたので助かった。
しかし説明書にはとんでもない事が書いてあった。
「マイナスドライバーをカバーの隙間に入れて…」と書いてあるが、マイナスドライバーを使用した矢先にはボディが凹み塗装は間違いなく剥げてしまう。
なのでプラスチック製の内張剥がしを使って取り外して行こうと思ったが、ビスが固すぎてヘッドライト上部のカバーが全く外れる気配が無かった。
内張剥がしでカバーを浮かし、隙間に内張剥がしを3本くらい差し込んでようやく取り外す事ができた。
10mmか12mmのどちらかであったと思うが、2本ボルトを外し、ヘッドライトをバンパーに擦らないように手前にやや強めに引いてツメから外していく。
画像から右下がロービーム、右上がフロントフォグとなる。
今回はハイビームを除いたバルブをLEDに変えた。ロービームはH11でフロントフォグはH8となる。そして両方の規格に適合する兼用のバルブをネットで見つけていた。
後はヘッドライトを取り付け直し、もう片側作業して作業は終了した。
続いてルームライトのLED化であるが、ツメでカバーが取り付けられているだけであるので内張剥がしで均等にカバーに力を加えて外していく。LEDはS25バルブを使用した。
日頃触らない車両を整備してみるのも面白くマイクロバスも“Toyota Safety Sense”というフロントセンサーが付いている事に気づいた。
ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーとそれに基づく統合的な制御によって車両のみだけでなく歩行者の認識も可能になるという。
更に衝突回避や衝突時の被害軽減を制御するブレーキアシスト、レーンキープアシストも搭載していてドライバーの運転をサポートする機能も追加された。
取り付け後に「夜間や早朝時の前方が良く見えるようになって安心したよ」とお礼の言葉をいただいた。
日々気づかない所でバスも進化していて、ヘッドライトカバーを外すのはやや面倒だったが新たな発見があったので貴重な体験となった。
出典:トヨタ コースター | 安全性能 | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)