正規ディーラーよ…何故こうなってしまったのか…エクリプスクロスのリコールとブレーキフルード交換を実施してきた。
非常に複雑な気持ちだ
さて、今回は困り果てた話になる。
2ヶ月程前にエクリプスクロスをユーザー車検を実施し車検を更新したのだが、その時はまだ法定点検が未実施であった。
その後ショップにてオイル交換し法定点検も実施した。
が、しかしブレーキフルードの交換が未実施であった為に正規ディーラーにてブレーキフルードの交換を実施したのだが、思いもよらぬ事が起きた。
リコールも何故か半年待ち
エクリプスクロスは今年の1月に燃料ポンプのリコールが発表されていたのだが、予約を取ろうとしても正規ディーラーから、
「部品の供給が遅れているので暫くお待ちください」
との一点張りであった。
リコール内容は、
走行中にエンストするという非常に危険な症状であるのにも関わらずリコール作業がつい最近まで実施されていない状況が続いた。
これに関しては、
「部品供給をしっかり整えてからリコール発表をしないのか?不安を煽っておいて作業が実施出来ないのはあまりにも酷だな」
と、何度も疑問に思っていた。
そもそもリコールとは、
自動車メーカーが自社の判断によって、
同一の型式で一定範囲の自動車又は特定後付装置について、道路運送車両の保安基準(国土交通省令)に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うものをいう。
自動車メーカー等がリコール届出を行う場合には、道路運送車両法の規定により不適合の状態、その原因、改善措置の内容等をあらかじめ国土交通大臣に届出を行うことが義務付けられている。その後ユーザーに対して通知し、早期に改善措置を行うことが義務づけられている。
最後の文に早期に改善措置を行うことが義務づけられていると述べているが、私は半年も経った夏の時期にようやくリコール作業出来るというディーラーの対応の遅さに不満が溜まっていた。
またショップでのブレーキフルード交換は勿論可能であったが、過去の記事でも述べたようにブレーキフルード同士を混ぜるのは気が引けるので純正ブレーキフルード交換とリコール作業の合わせて予約を取り正規ディーラーに作業を依頼した。
そして私はディーラーにエクリプスクロスを預けて仕事をしていたのだが、ここでトラブルが発生した。
先ずリコールは無償で実施される作業である。
またブレーキフルードの交換もせいぜい高くても15,000円くらいである。
フォルクスワーゲンの正規ディーラーで働いている友人に聞いてみても12,000円くらいだと言っていたので2万円あれば余裕でお釣りがくるだろうと考えていたが、作業明細を見ると遥かに2万円を超えた料金が提示されていた。
ブレーキフルード交換で3万円???
見出しにもあるが、三菱から渡された作業明細書には32,800円の文字が記載されている。
私はフェラーリかランボルギーニのブレーキフルード交換を頼んだのか?と思った程のブレーキフルード交換工賃であり、内容をみたら驚愕した。
「何故に法定点検を実施しているのだろうか…?」
ちょっと待ってくれ。
私はブレーキフルード交換とリコール作業を依頼していたはずなのに法定点検が実施されている。確かに法定点検は義務であるが、法定点検は2ヶ月前に実施してある。
それにも関わらず法定点検が実施されていた。
別に約3万円という整備料金に対して不満に思っているのではなく、依頼していない作業が行われてる事に私は困惑していた。
私の作業依頼が全く伝わっておらず、何が起きたのかと思いつつ実施されてしまったのだから料金を支払わなければならない。
しかし店舗内でクレームを言い放ったり騒ぎ立てる気持ちも湧かなかったので、このブログにて想いを綴らせてもらった。
まぁ、私自身は勿論のこと他人もミスするは必然なので正規ディーラーで整備を受けてもらったので1年は安心して乗れると瞬時に気持ちを切り替えられたので、ただただ納品書を受け取り2度と依頼したディーラーには行かないことを決めた。
加えて正規ディーラーのリコール対応の遅さには不安しか抱かない。
エクリプスクロスは本当に出来が良く素晴らしい車であり今後も長く乗ろうと考えていた車ではあったが、リコール対応の遅さと法定点検の実施について不信感しか湧かないのでエクリプスクロスの車検は今回が最後になるだろう…