栃木に行ったら一度は寄ってみよう!クラシックカーを見にいざ那須へ
前回は伊香保おもちゃと人形自動車博物館へ行ったので、今回は那須クラシックカー博物館に行って来た。
ゴルフ7にいざ乗り今回は、1泊2日で行くので高速道路は殆ど使用せずに下道で栃木を目指した。
自分は基本的にケチなので、1人の時は極力高速代を浮かす為に朝5:00に出発し、混んでる時間帯を避けた。
(自宅からフルで高速を使うと片道7,000円近く掛かってしまう…)
目的地は那須クラシックカー博物館へ設定し、距離は約200km程で、5時間程度で到着予定。
他の人も考える事は同じであって、那須付近は大渋滞。
一向に進まない時もあり、ゴルフ7の乾式クラッチがかなり暖まってきて、クラッチのジャタが発生する様に…
休憩も挟み何だかんだ11:00頃に到着した。
那須クラシックカー博物館は長方形のドーム型の形をしている。
駐車場には車が沢山止まっており、中にはカップルも何組かいた…
(彼女が車好きだったらどんなに楽しい時間だろうか…笑)
中に入ると直ぐに見つけたのが、自分が大好きな車の1台であるフィアットが置いてあった。最初はフィアット500と見間違えてしまった。
ほぼフロントからは見分けがつかず、鉄バンパーの形状や中央部に猫の髭のようなメッキモールが3本並んでいるかの違いくらいしか、自分には分からない…
(エンブレムの数字を見れば1発でわかるが…笑)
フィアット600は500と比べてリア周りのが拡大されている。
500のリアはチョロQのようなキュートなデザインで、600はシトロエン2CVに近いようなデザインをしている。
隣にはオースチンヒーレーも展示してあった。
歩きながら進んで行くと、007にも出たマスタングマッハ1が展示してあり、年式は違うけどやっぱりカッコ良い。
作中は1971年式であり、こちらは1975年式。
ボンドカーでアメ車というのも珍しく、内装と外装共に真っ赤というド派手仕様になっている。
ボンドカーであるが、MI6が開発した車両ではない為に、DB5のようにマシンガンやリアトランク付近にある防弾パネルは等は取り付けられていない。
「007 ダイヤモンドは永遠に」に登場し序盤では激しいカーチェイスをしていたのを覚えている。
進んで行くとフェラーリ ディーノ308GT4が展示してあった。ディーノと聞くと自分は246GTの方が先に浮かんでくる。
(那須クラシックカー博物館に246GTも展示してあったらしいけど、現在は出庫中らしい…)
246GTと308GT4はどちらもフェラーリとしては小さくデザインも246GTは美しく仕上がっているけど、308GT4は何かズングリとした感じで全体的にバランスが悪いイメージ。実際にはランボルギーニ・ウラッコと酷似していると当時は言われていたらしく、246GTとウラッコの両車はベルトーネがデザインしたので仕方ないとは思う…
特に308GT4はトップギアで散々ジェレミーが酷評していた。
(何回もディーノはフェラーリでないと言っている笑)
しかし、このディーノ308GT4こそが今日までの美しい音色を奏でるフェラーリV8の祖先となっている。
その隣にはわざわざ那須まで来て見たかった1台であるジャガー Eタイプ シリーズ1。
以前の投稿で何度も言ったけど、見ていてこれ以上惚れ惚れするのは、DB11以外にはこの車しかない。
このモデルは恐らくシリーズ1末期のタイプでヘッドライトカバーが無いのが残念だった。
加えてソリッドカラーではなく、メタリック系だったらもう何も言う事は無い。
個人的な好みだけど、流線形のボディにはメタリック系のボディ色がピッタリだ。
(グラントゥーリズモをビアンコエルドラドという白色ボディにしたのは少し後悔してる)
隣にはポルシェ 356b ロードスターがあり、
これがシルバーのボディ色だったらもう興奮せざるを得ないが、これもソリッドのレッドとなっていて、興味は湧いて来なかった。
ポルシェとして初めて世に出された車だ。
今回の目的であったアルファロメオ 2000ツーリングスパイダーをようやく見れた。
この車両のボディは「カロッツェリア トゥーリング スーパーレジェーラ」によるデザインでDB5と同じ。
やはりDB5と同様にこの2000ツーリングスパイダーには惹かれる所が沢山ある。
横のサイドビューはとても美しくゴージャスな雰囲気があって、フロントは当時のアメリカ車の様に派手ではあるけど、アルファらしく仕上がっている。
自分はジュリエッタ・スパイダー、モントリオールなど古いアルファロメオが好きで、昔のアルファロメオには奥底に何か強い情熱を感じる様なものがある。
今中古車にモントリオールがあって、完全に自分好みのカラーが出ているが、恐らく1,000万円は超えてしまうので、夢の中で所有することにする笑
(ネオクラシックもそうだが、クラシックカーとなるとメンテナンスもちゃんとしたガレージも必要になる…)
その他にも、ジャガー・マークⅡ240、ロールスロイス2025スポーツサルーン、ベントレー 、があり、自分の下手な説明をこれ以上書いてもつまらないので画像を載せておく。
今回訪れた那須クラシックカー博物館はその他にも自動車画家で有名なBowさんの展示物があったり、あっという間に時間が過ぎていった。
さて次は何処に行こう。。。