新型T-ROCは「ヘッドライトレンジコントロール」のエラー表示でヘッドライト交換の可能性も…

年々進化するヘッドライト
私が入社する前からショップで世話になっているというお客さんが1年程前に現行T-ROCを中古で購入した。
昔からの縁もあり、点検等は私達のショップで行っていたのだが最近1つの連絡があった。
「ヘッドライトコントロールレンジ:エラー」という表示が点灯を繰り返してる!!
という内容で来店されたので、早速ヘッドライトの確認をしてみるが特にヘッドライトの動作には全く問題なかった。
ヘッドライトの配線が引っ張られていたり、通電不良が起きている様子もなかったので診断機にて故障診断を実施した。
U112300: データバス、エラー値受信
が00D7:右ライトコントロール2に入力されており、テストプランを進めても故障原因を特定出来ずに終了してしまう。
その他に関係しそうな故障コードが入力されていなかったので今回は少し行き詰まってしまった。
とりあえず故障コードをリセットし、一度返却して様子を見てもらうことにしたのだが、2日後にまた警告灯が点灯したので直ぐ再入庫になってしまった。
入力されている故障コードは前回同様に00D7:右ライトコントロール2にU112300: データバス、エラー値受信が入力されているのでこの故障コードが原因でヘッドライトレンジコントロールエラーが点灯していると判断した。
そこでディーラー勤めの友人に相談したらヘッドライトレンジコントロールECUを交換し、それでも治らない場合はヘッドライト交換で症状が改善されるとアドバイスをもらった。
保証も残っているので先ずはヘッドライトレンジコントロールECUの交換を実施した。
ヘッドライトレンジコントロールECU交換
ヘッドライトレンジコントロールECUはヘッドライトユニットの横に取り付けられている。
取り外しは簡単でバキュームポンプーのボルトを3本外し、ヘッドライトレンジコントロールECUが取り付けられているトルクボルトを3本外す事で交換が可能である。
あっという間に交換が終わったのだが、次の工程は私のショップでは作業が不可能なヘッドライトのキャリブレーション作業となる。
これからショップで出来る作業は少なくなってきそうだ…
現在T-ROCはIQヘッドライトという新世代のヘッドライトが取り付けられおり、ダイナミックライトアシストという配光パターンを切り替えて前方を照らす機能が備わっている。
なので通常のヘッドライトテスタでは調整が不可能なのでディーラーにてヘッドライト校正を行った。
校正が完了してヘッドライトを調整した後にお客さんへ返却したのだが、1週間くらいでエラーが再び点灯したと連絡がきた。
3度連続で同じ故障コードだったので、次はヘッドライト交換になる。
ヘッドライトを外すにはフロントグリルとホイールハウジング、ホイールアーチ、フロントバンパーを外すとヘッドライトの交換が可能である。
交換後、ヘッドライトレンジコントロールECUと同様にヘッドライトのキャリブレーションを行い作業は終了となる。
以下、2022年式 T-ROCヘッドライトレンジコントロールECU及びヘッドライト交換になる。
※保証整備なので費用は一切掛かってはいないが参考に見ていただきたい。
•交換工賃及び診断料等 8,000円
•右パワーモジュール 54,500円 992941571AH
税込み価格合計 62,500円
a
•交換工賃及び診断料等 15,000円
•右ヘッドライト 291,200円 2GA941774C
税込み価格合計 306,200円