友人がハイエース・ワゴンを購入!!フレックスでカスタムされたRENOCA(リノカ)コーストラインのレトロスタイルは抜群に良い味を出している!
友人が新車を購入。
先月の中旬頃に友人がハイエース ワゴンを新車で購入した。日頃からそろそろ車を買い替えたいと相談に乗っていたので待ちに待った納車であった。
購入したのはハイエース・ワゴンになるが、ここまで多くの車両と比較し迷っていたという。
友人は子供が2人、妻と計4人の家族構成であり、今まで10系のアルファードを愛車としていた。
最も悩んでいたのがランドクルーザー60であり、友人は角張ったボディデザインに角目のヘッドライトが好みらしく全ての条件に当てはまっていた。
昭和62年頃に製造されたランドクルーザー60はレトロな昭和な雰囲気がエクステリア、インテリア共に感じられて現在は230万~892万円で平均価格500万円で今も根強い人気を誇っている。
友人は仕事上、車使って移動する事が多く旧車を社用車とするのはオススメ出来ないと思っていた。あのトヨタのランドクルーザーといえども約40年前の車となるので車両トラブルとは避けずにはいられないからだ。
そしてトラブルが発生したとしても近くの整備工場やディーラーでは対応は困難だと思われ、専門店に向かう必要がある。そのため多くの時間と労力を奪われ仕事へ影響が出てしまうので諦めた方が良いと私は決断を出した。
その他にもアウトランダーPHEVも候補に上がっていたが、友人はハイエース ワゴンを購入し私の目の前に登場した。
ただのハイエースではない!
友人が購入したハイエースは普段見るようなエクステリアではなく、ランドクルーザー60や1980年代のシボレー サバーバンやGMCに近いフロントフェイスに生まれ変わっている。
フロントフェイスを手掛けたのがフレックスであり、そのRENOCAというプロジェクトはランドクルーザー、ランドクルーザー・プラド、ハイエース、プロボックスをベースとしてリノベーションし他の人とは被らないオリジナルの1台に仕立てている。
ハイエースにはRENOCAから、「Coast Lines(コーストライン)」と「Coast Lines Narrow(コーストライン・ナロー)」がラインナップされており、どちらも特徴的なエクステリアは同じとし、「Coast Lines Narrow(コーストライン・ナロー)」 とあるNarrow(ナロー)は標準モデルをベースとしているので小回りが効くのが特徴だという。最小回転半径は5.0mとなりゴルフ トゥーランの5.5mより低い数値となっている。
また標準モデルは両サイドにスライドドアがあるのが特徴であり、荷物を運ぶにも後部座席を倒してフルフラットにしたりと様々なライフスタイルに対応している。
そして今回友人が購入したのが、「Coast Lines(コーストライン)」である。
しかも10人乗りのハイエース ワゴンを新車で購入し「Coast Lines(コーストライン)」へとカスタムし、車両価格は約680万円にも登ったという。
納車したばかりの綺麗な状態のハイエース・ワゴンの写真を撮って欲しいとお願いされていたので、新車のフィーリングを味わいつつ富津岬まで走らせた。
2,700ccのガソリンエンジンはボディの重さやタイヤが原因で停車時からの走り出しにはやや力不足を感じたが速度が上がれば問題はなかった。
フロントからデザインを確認していく。
コーストラインは角目、丸目からヘッドライトの形状を選べるが冒頭でも述べた通り友人はランクル60の角目が好きであり、もちろん角目を選択した。
角目は4つのライトが独立しており、アメ車をより意識したデザインになっている。
このRENOCAのデザインはメッキパーツの配置が絶妙でフロントバンパー下部はアイアンバンパーのような雰囲気を感じ、ヘッドライト付近にはアクセントとしてメッキラインを入れているが、これがうるさ過ぎずにオシャレに纏っている。
ドアミラーもメッキカバーになっているお陰で引き締まりレトロ感が更に増してるように見える。
サイドを見ると真っ先にこう思う。
あ
「近づいたら危険な車」だと。
あ
ブラックボディに対し、透過率の1番低いスモークフィルムを採用しているせいで何処か反社会的な悪さを感じてしまうハイエース・ワゴンに仕上がっている。
が、しかしホイールがスモークフィルムの黒さを調和しているのでバランスが崩れていない。
リアも相変わらず真っ黒なのだが、クリアテールライトがレトロらしさを演出している。
一見、古いモデルのオマージュに見えるがバルブ球ではなく全てLEDに変更され発色も良く視認性が向上している。
もちろん車検対応であり、クラシックテールと言われるこのテールらいとはフレックスの店で59,400円(税込)で購入が可能とのこと。
このRENOCAハイエースはエクステリアに目を向けてしまうのは仕方ないが、インテリアも凄い。
友人曰く、インテリアも真っ黒だと正面から見た時の印象が商用車感が否めないので、ワンポイントとしてキャメル色の明るめのカラーを運転席と助手席に加えた。
そのお陰で車両の雰囲気も明るくなっており、私も正面で見たがシートカラーのキャメル色は正解だったと感じた。
シートに続いて各パネル類もウッド調の明るいカラーに変更されている。
こちらは裏が両面テープで上から被せるタイプのパネルであり若干チープ感はあったが、このインテリアパネルで雰囲気がガラッと変わり商用車らしさを上手く消していた。
ハイエース・ワゴンの最大の魅力といえば後部座席である。
とにかく広い。
2列目は足が伸ばせないという事は一切無く、最近ラピードの後部座席に乗ったせいでより一層広く感じ快適空間といったところであった。
更に3列目はキッズスペースに変貌していた。完全フルフラットになっており、遠出した際は、そのままでも充分だがマットレスを敷いておけば子供は夢の中へと導かれるだろう。
センターテーブルには4個のカップホルダーがあり、食事も可能だがスナック菓子等は散らかる可能性が高く要注意である。
(まぁ子供にしたら関係ない話ではあるが…)
友人と様々な意見交換をし遂に購入に辿り着いたRENOCAハイエース・ワゴンは家族4人では有り余るくらいの空間ではあるが、私の目にはこれから家族との大切な思い出を作る宝箱のような存在に見えた。
出典:2023 Mitsubishi Outlander PHEV Review: Exceeds expectations – Hagerty Media
出典:COAST LINES NARROW | 新車でも、中古車でもないリノベーションカー Renoca by FLEX (flexnet.co.jp)
出典:COAST LINES | 新車でも、中古車でもないリノベーションカー Renoca by FLEX (flexnet.co.jp)