007 ゴールドフィンガーが公開されてから60周年が経った今、アストンマーティンから限定車両と思われるティザー映像が公開された。
半世紀以上前に公開されている
007シリーズで第3作品目となる「ゴールドフィンガー」はショーン•コネリーが出演する作品の中で私が好きな作品の1つでもある。
日本の番組ではお馴染みの「しゃべくり007」のゲストが登場するシーンでは、ゴールドフィンガーの風のBGMが使用されている。
一度は耳にした事があるだろうBGMは殆どの視聴者がゴールドフィンガーという映画からのオマージュだとは気づかないと思われる。
ゴールドフィンガーではアクションシーンが強化されたと共に美女が増え、アストンマーティンDB5には様々な装備が加えられた。
ショーン コネリー演じるジェームズ•ボンドは2時間未満で上映された最後のボンド映画の1つでゴールドフィンガーは特に話の進むテンポが速いのが特徴だ。
記憶に残る印象的な戦闘シーンがあるのも魅力でアストンマーティン DB5が煙幕と油膜を発射したり、防弾シールドや前方と後方のウィンカーには機関銃が搭載され銃を、メルセデスベンツ 190(121)との長いカーチェイスも繰り広げられる。
ゴールドフィンガーは、前作よりも一段と面白みが高くなり、金相場を牛耳るゴールドフィンガーとボンドが大量の金塊を巡って戦闘が行われ、皆さんも好きになるであろうオッド•ジョブのオットという人物には是非注目して欲しい。
その魅力的な作品の「ゴールドフィンガー」60周年を記念して、
作中同様に金箔で塗られた女性の腕と共にゴールドペイントを施された1台のアストンマーティンのサイドビューが公開された。
“I never joke about my work, 007.” – Q,
「わたしは自分の仕事で冗談は言わない」
と、アストンマーティン公式から発表され、
またこの言葉はゴールドフィンガー内での”Q”の有名な台詞である。
そして明日発表されるのは恐らくDB12の限定車両と思われる。
DB12は歴代のDBシリーズの中でも特に流麗で彫刻のようなヘッドライト、左から右へと一本で繋がるアンダーグリルや伝統のキドニーグリルを含めて思わず立ち止まって首を伸ばして見入ってしまうほどの美しさである。
インテリアはDB11のようにメルセデス色は一切無くなり新しいインフォメントシステムやギヤセレクター、DB9から続いていたセンターコンソールも現代風に変化を遂げている。
ゴールドペイントされたDB12のサイドシルエットはアルミモールと調和され、普段見慣れないゴールドペイントのアストンマーティンは
以前見た「ヴァリアント」のようなセミマットのゴールドなのかそれともメタリックペイントなのかインテリアもどのような雰囲気に仕上げてくるのか非常に気になっている。
いずれにせよ、明日分かるので楽しみに待っているとする。