Cクラスのオイル交換をしてきたが、オイルパンのドレンボルトでトラブル発生!?
購入してから約10,000km走行した
12月にCクラスを購入し、通勤やプライベートで多用していたらあっという間に9,700km走行してしまった。
なのでオイル交換を実施しようと思ったが、その前にメルセデスベンツのオイル交換時期を調べてみた。
メルセデスベンツの推奨オイル交換時期は純正オイルの場合、10,000kmの走行又は1年毎と聞いたが使用状況が過酷な状況下(渋滞が多く、速度も殆ど出ないままの走行やエンジンが温まる前のちょい乗り)の場合は半年毎の交換が良いとされている。
私の場合は出勤時は渋滞が酷いが退勤時はそれなりの速度で走れるので使用状況的に10,000km毎の交換で問題ないと判断した。
私が乗っているC180はガソリン車であるので、「SAE 5W-30」または「5W-40」が適合し、メルセデス承認番号MB229.3/31のオイル規格があれば安心して使用できるとのこと。
またAMG車両はMB229.31の承認番号、規格は「10W-40」のオイルを使用した方が良い。
今回私は職場でも使っているブランドでもある「Castrol(カストロール) エンジンオイルEDGE 5W-30 API SP」を使用し、早速オイル交換を実施してみた。
メルセデスのアンダーカバー
Cクラスをリフトに掛けて下廻りを除いてみる。
DB9程ではないが、車体下部には長いフラットなアンダーカバーが取り付けられていた。
Cクラスのアンダーカバーを取り外すには、車両前方中央付近に取り付けられているアンダーカバーロックを外さないといけない。
フォルクスワーゲンはほぼ全ての車がトルクスやT45ボルト、リベット等で止まっているが、
メルセデスベンツはまた違った方法でアンダーカバーを取り付けているので勉強になった。
10mmソケットでボルトを20本?ぐらい外すと、オイルパンに直ぐアクセスできる。
オイルパン廻りにオイル漏れやクーラント漏れの点検をしたところ滲みや漏れは一切見当たらず状態の良さが伺えたので安心した。
オイルパンに取り付けてあるオイルドレンボルト緩めるには13mmのスパナで緩め、ドレンボルトを外していく。
AVIX Importで購入した際にオイル交換をしてくれただろうオイルは9,700km走行したせいもあってか酷く黒く汚れていた。
元々入っていたオイルが不明なので、エクリプスクロス同様に今回はエンジンオイルのフラッシングを実施する。
なのでドレンボルトを再使用し、新品のエンジンオイルを7.0Lをエンジンへ注入した。
(フォルクスワーゲンの2.0Lエンジンよりオイルを使用した事に驚いた)
オイルフィルターは次に交換するので、新品オイルを入れた後はエンジンに馴染ませる為に10~15分程度アイドリングで放置した。
アイドリング終了後、オイルフィルターの交換作業を実施する。
オイルフィルターは特に手こずる事もなく、難なく交換ができる。
インテークダクトのビスを取り外し、ダクトを取り外したらオイルフィルターブラケットにアクセスが可能となる。
オイルフィルターは27mmのソケットを使い取り外す事が可能である。
今回使用したオイルフィルターはフォルクスワーゲンの社外品で利用率が高いMANNフィルターのHU711/6z を使用した。
フィルターを交換後はトルクレンチで25N・mで締め付けインテークダクトを戻し、再度オイルパンからオイルを抜いてフラッシング作業を実施する。
エンジンの油路を循環したオイルを抜き取ると汚れのない綺麗なオイルが抜けた。
勿体ないが全て廃棄し新品のドレンボルトを取り付けようと思ったが、ここで大問題が発生した。
「新品購入したオイルドレンのボルトの大きさが全く違う…」
明らかに長さと径が違うので、オイルパンに取り付ける事は不可能であった。
ネットではW205 C180に適合していると記載してあった…
がしかし、
届いた物は全く違う見た目であったので調べてみた所、どうやらこの太いドレーンボルトは後期型の2018年以降のモデルに使用する物だと判明した。
さて、困った事にオイルドレンを締めれなくなってしまった。
ネットではドレンワッシャーのみは売っていなかったので(後々探してみると見つかった)、ドレンボルトとワッシャーが取り付いている物を一緒に購入したのだが新品ドレンボルトに付いているワッシャーの径が大き過ぎて全くの使い物にならない。
ドレンボルトは再使用すれば良いもののメルセデスのワッシャーなんてショップに持ち合わせていない…
何か無いかと探していたらトヨタの純正ドレンパッキンがピッタリと嵌った。
新品のドレンボルトが届くまで一時的に車両を保管しておくには丁度良いサイズがあって助かった。
何とか危機を乗り越えたものの、皆さんもドレンボルトのサイズには気をつけていただきたい。
C180 ローレウスエディションの場合のドレンボルトとワッシャーはこちらが適合した。
以下Cクラスのオイル交換の工賃と部品代になる。
•交換工賃及び診断料等 0円
•カストロール(Castrol)エンジンオイルEDGE 5W-30 API SP 20L 18,990円
•MANN製 オイルフィルター 2,460円 2701800109
•ドレンボルト 1,826円
税込み価格合計 23,276円