アルテオン
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アルテオンオーナーや中古アルテオンを購入する人、必見。今ならお得にフォルクスワーゲンのフラッグシップカーが買えるが見るべきチェックポイントとは?

Yuu
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コスパ抜群の4ドアクーペ

ARTEON

フォルクスワーゲンの人気車種といえば、「GTI」や「R」が有名であるが、近年では20代前半の若いオーナーがアルテオンに乗っている姿をよく見かける。

私のショップでは40代のオーナーが多いものの、20代前半のオーナーも数名いる。

若いうちにアルテオンに乗れるなんて羨ましい限りであるが、今は想像以上に手頃な価格で購入できる。

カーセンサーを見てみると、前期型のアルテオンは走行距離5万km前後で200万円台前半、3万km台なら300万円以下で購入可能になる。

後期型は350万円以上が目安だが、それでも価格は十分に下がっている。

フォルクスワーゲンの新車販売価格は上昇傾向にあり、新車時のアルテオンは600万円を超えていましたが、現在はパサートがフラッグシップモデルとして700万円を超えゴルフ8.5 Rは800万円を超えるなど、フォルクスワーゲンは高級車ブランドに近づきつつある。

中古アルテオンの市場価格

直近のオークション相場をいくつかピックアップしてみた。

•2018年式 4.0万km 黒 218万円

•2019年式 4.5万km 白 229万円

•2019年式 5.9万km ガンメタリック 202万円

•2022年式 1.9万km 黒 308万円

•2022年式 2.2万km シルバー 277万円

カーセンサーで販売されているアルテオンは、異常な価格の上乗せはなく、むしろ現在は底値に近い印象。

1~2年乗って売却する場合でも、オークションの落札価格からある程度の値段がつくことが期待できるが、必ず高く下取りされる保証はないので注意してほしい。

購入シミュレーション

車両本体価格を返済する必要があるため、

ローンは長めに設定せず、2019年式付近のアルテオンを購入し、2年間の保証プランに加入するのがオススメになる。頭金を30~50万円用意できれば、さらに安心できる。

以下は一例のシミュレーションとなる。

•車両本体価格:240万円

•カーセンサーアフター保証(2年):27万円

•ローン金利:2.95%

•頭金:35万円

•支払い回数:60回(5年)

•ボーナス月:5万円×2回

この条件で計算すると、月々の支払いは約34,000円。

さらに、25歳前後で車両保険に新規加入する場合、保険料を多めに見積もって月15,000円程度とすると、合計で最大約49,000円という結果になる。

実家暮らしなら問題ない金額だが、1人暮らしで家賃が10万円を超える場合はやや負担が大きいものの、贅沢を控えれば維持は可能となるり

1~2年で売却すると残債が残る可能性があるため、最低3年は乗ることでフォルクスワーゲンのフラッグシップを存分に楽しめると思う。

中古アルテオンの選び方

アルテオンのデザインに魅了されつつも、エンジンやトランスミッション、ブレーキ、タイヤなどの専門知識がない方でも安心して購入できるよう、故障しやすい箇所やトラブルになりやすいポイントを紹介する。

これらは日常の点検にも役立つ内容で是非参考にしていただきたい。

中古車店でコネクターの確認などを行う場合は、販売店の許可を得てから担当の者に外してもらうか自身で行ってほしい。

準備するものとして、LEDライトは必須でコネクターを外すのにLピックも準備しておくと良い。

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また、最後のチェックリストを参考にして、購入時の判断材料として活用してほしい。

エンジンルームのチェックポイント

エンジンルームは最も重要な確認箇所になる。

以下の項目を丁寧にチェックする。

1. バッテリー

バッテリーの確認は簡単で判断できるので確認は必須となる。

購入後にバッテリー上がりが発生し、ディーラーで純正バッテリーに交換すると7万円近くかかる。なのでマイナス端子部に製造年月日が刻印されているので確認していただきたい。

たとえば、「18/22」と刻印されていれば、2022年の18週目(5月2日~8日)に製造されたバッテリーで、使用開始から約3年目となる、

バッテリーの交換目安は2年半~3年で、2024年40週以降や2025年製のバッテリーなら、バッテリー上がりのリスクを軽減できる。

2. クーラントタンク

クーラントタンクの状態も要チェック。販売店の許可を得て、イグニッションオフ(エンジンオフ、ナビ画面オフ)の状態でコネクターを外し、端子部やクーラントの結晶化を確認する。

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結晶化が見られる場合は、納車前に交換を依頼する。

また、エンジンが冷えている状態(メーターの温度計が低い時)でクーラントタンクのキャップを開け、クーラントの状態を確認する、クーラントとエンジンオイルが混ざった状態(乳化している場合)は、エンジンオイルクーラーやサーモスタットハウジングの交換が必要。

オイルが混入

この場合は、よほど気に入った車両でない限り購入を控えるのが賢明となる。

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3. サーモスタットハウジング

アルテオンやゴルフGTI、Rでよくあるクーラント漏れの原因で毎年数台の交換を行っている。

リフトアップしてアンダーカバーを外さないと確認が難しいか、エンジンルーム正面の黄色い○部分からアンダーカバーを覗き、水溜まりがないか確認してもらい、ピンク色の様な水溜りがクーラントの量が減っている場合はサーモスタットハウジングからの漏れが疑われる。販売店に確認し、購入を検討するか見送るか判断する。

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4. カムシャフトアジャスター

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カムシャフトアジャスターからのオイル漏れは、毛細管現象でエンジンオイルが配線の中を通りエンジンECUの故障を引き起こす可能性があるため要注意。コネクターにオイル漏れが見られる場合は、どの程度放置されていたか不明なため、購入を見送るのが賢明となる。

5. オイルパン

車を正面から見て下を覗くと、黒い箱のようなオイルパンが見える。

オイル漏れで酷い状況

LEDライトで照らし、オイル漏れや油溜まりがないか確認する。漏れがある場合は販売店に修理を依頼するか、正規ディーラーで5~7万円で交換可能となる。

6. イグニッションコイル

イグニッションコイル周辺は、整備歴の判断材料になる。

エンジンカバーを外して埃が溜まっている場合、走行距離が多いにもかかわらずスパークプラグやイグニッションコイルが交換されていない可能性がある。販売店がエンジンルームを清掃している場合もあるので、参考程度にチェックしてほしい。

外装のチェックポイント

1. タイヤ

タイヤは前オーナーのメンテナンス状況を判断する重要な指標となる。

新車ではピレリP ZEROが装着され、製造年が2018年や2019年の場合は交換されていない可能性がある。

一方、ミシュラン、ピレリ、グッドイヤー、ヨコハマなどの有名メーカーのタイヤで製造年が新しい場合は、整備が行き届いた車両と考えられる。

2. ブレーキパッド/ローター

ブレーキパッドは比較的安価な消耗品であるが、ブレーキローターは要チェック。

ローターの外周に「耳」(段付き摩耗)があると、ブレーキ時に「ゴー」や「ギィー」といった異音が発生する。アルテオンは車重が重いためローターの摩耗が早く、耳が出始めたら交換か可能であれば研磨をしてみるのも良い。

3. ボディ下回り

カスタム車両が多いアルテオンでは、下回りやバンパーの擦り傷に注意する。

10cm未満の軽い擦り傷なら検討の余地がありますが、10cm以上の傷が複数箇所あったり、足回りの金属部品に明らかな傷がある場合は足回りが損傷している可能性があるので購入を控えた方が良い。

インテリアのチェックポイント

インテリアの判断が難しいが、レザーシートの座面に擦れやヒビがないか確認してもらいたい。また、シート下やシートとセンターコンソール間にゴミが溜まっていないかチェックすることで、前オーナーや販売店の車両管理状況がわかる。

清掃が行き届いている場合は、丁寧に扱われた車両や良い販売店である可能性が高い。

購入時の最終判断

下記のチェックポイントで3つ以上問題が見つかった場合は、購入を控えるか慎重に検討してもらいたい。

自分の中で落としどころを見つけ、安心してアルテオンに乗れるように私も手助けしたいと思うので、困ったらコメントかお問い合わせフォームにメッセージを送っていただきたい。

チェックリスト

アルテオン 購入チェックリスト

アルテオン 購入チェックリスト

このチェックリストにエンジンルーム、外装、インテリアの重要ポイントをまとめているのでタッチでチェックする。確認済み項目に✔を入れ、状態を記録する。

確認 カテゴリ チェック項目 確認方法 注意点
エンジンルーム バッテリー マイナス端子の製造年月日刻印を確認 交換歴は0〜1年以内が目安。社外品は注意が必要
エンジンルーム クーラントタンク コネクター端子部の結晶化、クーラントのオイル混入確認 オイル混入はNG。交換対応必須
エンジンルーム サーモスタットハウジング アンダーカバー下からクーラント漏れ確認 漏れ疑いなら販売店に相談
エンジンルーム カムシャフトアジャスター コネクターからのオイル漏れ確認 漏れあれば購入見送り
エンジンルーム オイルパン LEDライトでオイル溜まりやテカリ確認 漏れあれば交換(5〜7万円)検討
エンジンルーム イグニッションコイル エンジンカバー外し、埃溜まり確認 埃多め+高走行距離は無交換の可能性(参考程度)
外装 タイヤ メーカーと製造年月日確認 Pirelli/Michelin等有名メーカー+新しめなら良
外装 ブレーキ ローター外周の「耳」(段付き摩耗)確認 耳あれば異音リスク。交換推奨
外装 ボディ下廻り バンパー/足回りの擦り傷確認 10cm超の傷複数なら見送り
インテリア レザーシート 座面のヒビや擦れ確認 気になる場合要チェック
インテリア 室内清掃 シート下やコンソール間のゴミ確認 清潔なら前オーナー/販売店が丁寧

注意:上記ポイントで3個以上該当する場合、購入見送りまたは慎重検討を。LEDライトを準備し、販売店に許可を得て確認すること。

このチェックリストの著作権は「タチバナ記録簿」に帰属する。

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ABOUT ME
Yuu
現在30歳の男性。フォルクスワーゲンのプロショップでフロントスタッフをしています。 アストンマーティンDB9、マセラティ グラントゥーリズモを所有していました。 現在はメルセデスベンツ Cクラスに乗っています。 いかに安く維持するか日々節約との勝負でその奮闘記やちょっとした整備や雑談を紹介したいと思っています。

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