Cクラスにドライブレコーダーを取り付けた!メルセデスベンツのドライブレコーダー取り付けは意外と簡単??

Yuu

たまたま貰ったDR-S2

左がDR-S2

Cクラスが納車されて半年が経ち、そろそろドライブレコーダーを替えようかと考えていた頃に社長から

「お客様がドラレコを買い替えて捨ててくれと言われたけど、まだ使えるしお前付けるか?」

と言われ新たにフォルクスワーゲンの純正ドライブレコーダーを手に入れた。

当時正規ディーラーではフロントが54,450円、リアが11,550円で購入する事ができ工賃が加わると8万円程になる。

そのドライブレコーダーがタダで貰えるとは思ってもいなかったので、猛暑の中であったが早速Cクラスに取り付けてみた。

簡単に取れる内装

現在所有しているCクラス

納車時Cクラスには既にドライブレコーダーをつけていたが、シガーソケットから電源を取る簡易的なものであった。

駐車監視の機能が無かったり夜間の映りが余り良くない点がやや少し不満であったが、特に問題なく使用出来ていたので今日に至るまでそのままにしていた。

貰ったDR-S2は常時電源(バッテリー電源)、ACC電源(アクセサリー電源)、アースを取る必要があるのでCクラスでの電源の取り方を紹介する。

今回使用するのは工具は内張り剥がし、クリップクランプツールや平型ヒューズ電源が必要で詳細はまとめて下記に載せておく。

Cクラスのそれぞれの電源確保はトランク内で完了するので非常に簡単である。

黄色で囲ったレバーを引くとシートが倒れる

初めにラゲッジルームのカバーの奥にあるクリップをクリップクランプツールで2箇所外していく。 

カバーを外したら右上にヒューズボックスのダストカバーを捲るとヒューズボックスが姿を表す。

今回使用するのはピンク色のエリアと青色のエリアで電源を取っていく為には下記画像の部品の用意が必要だ。

少し分かりづらいが、15Aの青色ヒューズからは常時電源を10Aの赤色ヒューズからはACC電源を取り出していく。

メルセデスベンツ Cクラス W205 ドライブレコーダー取付 バッテリー電源 ヒューズボックス ヒューズ 外し方

常時電源から作業を初めていくが、やる事は至って簡単。ピンク色のヒューズボックスの左から3番目の箇所にヒューズを差し込むだけである。

続いてACC電源になるが青色のヒューズボックスの左から2番目の位置にヒューズを差し込み電源を確保し、ドライブレコーダーの配線と接続する。

接続にはギボシという端子を使い接続を行う。

ヒューズ電源セットにはメスのギボシが取り付けられているのでドライブレコーダーの配線にはオスのギボシを取り付ける必要がある。

取り付け終えたら次はアース(マイナス)を取る必要があるのでヒューズボックス付近を捜索する。

右テールライト付近にアースポイントがあると予想してカバーを開けると、ピッチがある突起があった。ここをアースポイントとしてピッチに合うナットをホームセンターへ探しに行った。

M6のステンくさびロックナットという緩み対策がされているナットを見つけ、3本あるドライブレコーダー配線の黒色の配線にクワ型端子を取り付けアースポイントへ固定した。

電工ペンチでしっかり取り付ける
手を突っ込んで
アース線を通す
10㎜ソケット使ってしっかり固定する

ドライブレコーダーの作動が確認出来たら配線を隠す作業に移行する。

トランクルーム内の配線は黒色のカバーらしきものの隙間に隠した。

リアルームに残っている配線はシート下に隠そうと思いリアシートを取り外すことに。

リアシートの取り外し方はフォルクスワーゲンと似ていて、奥に押し込みながら上に持ち上げるとロックから外れる。

これを運転側と助手席側の両方で行う。

シートを外すのが億劫な場合はリアシートサポートの隙間に配線を隠すと良い。

(下記画像のようにならない為にシートベルトの裏から配線を通す)

シートが外れたらリアのステップパネルを外すと配線の束があるので配線を同じように入れフロントへ配線を持っていく。

リアカメラも取り付けるのでCピラーの隙間に配線を通しておく。

ドアシールを癖が付かないように上手くフレームから引っ張って取り外し、リアシートサポートとの隙間にリアカメラの配線を通す。

今回は運転席側にドライブレコーダーを取り付けるのでリアと同様に運転席のステップパネルを取り外す。

といってもリアと同様に上向きに外していくだけなので、ささっと外しカーペット下に配線を隠しておく。

ダッシュパネルのサイドトリムをプラスチックの内張剥がしで外し、次にAピラーを取り外す。

Aピラーは「AIRBAG」と書いてあるプラスチックのカバーをLピックを使って室内側に持ち上げる。

カバーが外れたらAピラーを室内の方向に力を加えて外す。ドライブレコーダーの配線はAピラーに通っている配線にインシュロックで固定し、フロントガラス上部まで配線を持ってくる。

フロントガラスに固定したドライブレコーダーに配線を接続し余ってしまった配線はルーフトリムとフロントガラスに指を入れて軽く下に下げて隙間に配線を隠していく。

配線が綺麗に収まったら逆の手順で各トリム、リアシートを元の位置に戻して作業は終了となった。

メルセデスベンツというのもあり若干内装の取り外しに戸惑うと思ったが、フォルクスワーゲンよりも内装は比較的簡単に取れて電源も取りやすかったので特に困った事にはならなかった。

(Sクラスになると話はまた変わってくるんだと思われるが)

Cクラスであれば不安にならずに是非ドライブレコーダー取り付けにチャレンジしてみて欲しい。

Cクラス ドライブレコーダー取付
電工ペンチ

M6 ナット

内張剥がし

平型ヒューズ 10A

平型ヒューズ 15A

Lピック

10㎜ソケット

3/8ラチェット

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ABOUT ME
Yuu
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整備士
現在29歳の男性。フォルクスワーゲンのプロショップでフロントスタッフをしています。 アストンマーティンDB9、マセラティ グラントゥーリズモを所有していました。 現在はメルセデスベンツ Cクラスに乗っています。 いかに安く維持するか日々節約との勝負でその奮闘記やちょっとした整備や雑談を紹介したいと思っています。
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