足車に最適なフォルクスワーゲンはゴルフ7で決まり。予算150万円以下(保証込み)でも購入出来て、乗っていても安心•安全な理由。
フォルクスワーゲンは足車に最適
私は現在Fタイプを所有しているが、日常的に乗るにはどうも利便性や快適性に欠けてくる。
現在はエクリプスクロスも軽自動車もあるので特に気にすることなく通勤や日常生活を送れているのだが、もしこの2台を所有していなかったら足車としてどんなフォルクスワーゲンが最適か考えてみた。
条件として、
•150万円以内で2年保証付き
•事故を起こした際の乗員保護能力に長けている
•2015年以降の車両
•自分でも最低限整備できる(バッテリー交換等のしやすさ)
•大きな故障が少ない(トランスミッションやエンジン本体の故障)
に当てはまるフォルクスワーゲンを紹介していく。
この全ての条件を揃えると、
2016年式以降のゴルフ7(特にコネクトという特別仕様車がオススメ)
が当てはまった。
ゴルフ7は2013.4~2021.5まで生産された最もモデルライフが長いゴルフになる。(ゴルフ7.5も加えて)

中古車流通量はゴルフ8よりも数は少ないが、車両価格も落ち着いてきており、輸入車に初めて乗る人や女性にも扱いやすい1台になる。

今回はその購入の目安となる故障しやすい箇所や安全性を第一に伝えていき、
所有コストとして車検代、自動車税、タイヤ交換費用、燃費も考慮し、長期的な経済性を評価していく。
進化したゴルフ7
ゴルフ7は、2013年に登場したVWのコンパクトハッチバックで、MQBプラットフォームを採用した初のモデルとなる。

(MQBプラットフォーム:前輪駆動ベースの車種に使われ、部品を標準化して約50~100kg軽減と生産効率を向上。Golf 7やAudi A3など多様なモデルに適用されている)
このプラットフォームにより、軽量化と高い剛性が実現され、全長約4.3mのボディは都市部や日常生活での運転に適している。
ゴルフ7はスポーツモデルのGTIとRを除き、トレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3種類の設定がある。
トレンドラインとコンフォートラインのエンジンは1.2Lでハイラインは1.4L TSIとなり、乗り心地を大きく気にしなければコンフォートラインがオススメ。
乗り心地が良いハイラインは個体によってはターボチャージ付近からの「バタバタ音」がするので運転中ストレスが溜まっていまう。

私のオススメはコンフォートラインで、
ゴルフ7.5と呼ばれる後期型(2017年以降、Mk7.5)は、デジタル化されたインフォテインメントシステムを搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応している。ゴルフ 7.5の初期型はヘッドライトの故障が怖いが、コンフォートラインであれば150万円以下で購入することができるのでこちらも魅力的である。
またゴルフ7 コネクトというモデルには唯一Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているので特にオススメになる。
150万円以下で保証付きを
中古車購入の鍵は、年式とグレード、保証の有無にある。予算150万円以下であれば、2015-2017年式の「トレンドライン」または「コンフォートライン」がおすすめだ。
高性能のGTIやRモデルは価格が更に100万円以上高く、維持費も増えてしまうのでコンフォートラインやハイラインで充分に日常の足としての役割を果たせる。
今回はオークションの相場ではなく、実際の中古車サイトのデータを参考にするが、2015年式TSIモデル(走行距離5-8万km)で80~120万円台の取引が見られ正規認定中古車であれば、保証が標準装備される。
ただし、ゴルフ7の購入を検討する際は、2013-2015年式を避けることをおすすめする。特に、破格で販売されている2013年式や2014年式はモデルとして未成熟な時期の車両が多く、車両トラブルが発生しやすい可能性がある。
安価な価格には、それなりの理由があるものだ。
輸入車全般に言えることだが、今ゴルフ7を保証なしで購入するのはリスクが高い。
長期在庫の車両や何らかのトラブルを抱えたまま中古市場に出回るケースは少なくない。購入後に20万円以上の整備費用がかかる事例を私自身何度も見てきた。
本記事を参考にしていただければと思うが、ウォーターポンプの交換だけでも正規ディーラーで10万円を超えることがある。フォルクスワーゲンといえども、甘く見てしまうと痛い目に遭う可能性があるので注意してほしい。
購入するなら、正規ディーラーが最も安心だか、ゴルフ7を展示している店舗も少なくなり中古車販売店での購入になる可能性が高い。
現在、筆者が「買い」と考えているのは、ゴルフ7 コンフォートラインのコネクトで、フォルクスワーゲン江戸川の認定中古車になる。
正規ディーラーの認定中古車では、DWA保証という1年間の保証が標準で付与され、さらに追加料金で1年延長可能だ。ゴルフ7の場合、延長料金は数万円程度なので、必ず加入することをおすすめする
もう一つの選択肢として、カーセンサー保証、Goo保証、またはEGS保証などの販売店保証がある。
ゴルフ7の場合、2年間の保証で30-35万円程度が相場だ。ただし、保証内容には手厚いものから薄いものまであり、最も安価で適用範囲の狭いものは、大きな部品(トランスミッション本体やエンジン本体)しかカバーされないため、加入する意味が薄い。
最低でも、スロットルバルブ、トランスミッション変速機、オルタネーター、エアコンコンプレッサー、燃料ポンプ、ラジエーター、コンデンサーなどの部品が保証対象となるプランを選ぶことをおすすめする。
私のFタイプも、EGSの2年保証に約40万円を支払って加入しており、昨年は30万円相当のエアコンコンプレッサーを交換した。
正規ディーラー車以外では、以下のような個体が良いと私は思う。
※あくまで参考情報としてお考えいただきたい。実際に購入された場合にトラブルが発生しても、本管理人は一切の責任を負いかねる。
安全性能とクラッシュテスト
ゴルフ7のもう1つの魅力として優れた安全性になる。
車に携わっている仕事をしているので、事故車が運ばれてくるのは常日頃ある。
その度に思うのが、ゴルフはコンパクトカーにも関わらず乗員保護に長けている点だ。
過去印象的だった経験がある。
レッカーで運ばれてきたゴルフ7は運転席側のフェンダー部分に衝突されていた。
エアバックは殆ど開いており見るからにも大事故な車両であったが、問題なくドアが開き、お客様自身も何事もなかったように普通に来店されていた。
「信号無視にぶつけられちゃったよー」
くらい軽い感じで話されていたので事故に巻き込まれてしまったのか疑ったくらいであった。
そして私が車を購入する時に参考にしているが、Euro NCAP(ユーロ・エヌキャップ)という新車の安全性能を評価する第三者機関のプログラムがある。

主にヨーロッパで販売される新型車を対象として独立した衝突試験や予防安全技術のテストを行い、その結果を0〜5つ星の評価(★の数)で公表している。
1996年に設立され、現在では世界で最も影響力のある自動車安全評価のひとつとなっている。
ゴルフ7の安全性能は、Euro NCAPの2012年テストで5つ星を獲得しており、成人乗員保護94%、子供乗員保護89%、歩行者保護65%、安全支援71%という高評価。
動画では、
オフセット前面衝突試験(時速64km/h、40%オフセット)

側面衝突試験(時速50km/h、移動式バリア)

ポール衝突試験(時速29km
、側面衝突)

が示され、乗客コンパートメントの安定性が確認され、
動画のコメントでは、
「硬い岩のような強度」
と評価されている。
具体的に、オフセット前面衝突試験では、ドライバーの頭部・首・膝・大腿骨は「good」(良好)、下腿部は「adequate」(十分)、胸部は「good」(良好)と評価された。
一方、側面衝突試験では胸部保護が「marginal」(許容範囲)とされているが、全体の保護レベルは高く維持されている。
エアバッグ7個、ABS、ESC(電子スタビリティコントロール)、シティエマージェンシーブレーキが標準装備され、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシストが追加され、
ゴルフ7が足車として優れているのかが分かる。
信頼性とメンテナンス
フォルクスワーゲン車は「故障が多い」というイメージがあるが、流通量が多いからこそ故障する事例も増えてしまうので統計的に見ても普通か少し多いくらいかと思う。
ブログ記事でもいくつか紹介しているが、
ゴルフ7で最も多いトラブルとして、ウォーターポンプによるクーラントワーニング点灯とスピードセンサー故障による警告灯多数点灯になる。この2つの故障は必ず起きると思っていただきたい。
続いてエアコントラブルのフラップモーターの故障、ヒーターコアの故障があるが、いづれも走行距離が増えてきた事によるトラブルが多い。
メカトロニクスの不具合は2013~2015年式が最も多く、先述した2016年式以降が良いと述べたのもショップでの経験を元にしっかりとした理由があるからだ。
性能と快適性
ゴルフ7の1.2Lおよび1.4L TSIエンジンは、ダウンサイジングターボの特性を活かし、低中速域から豊富なトルクを発揮する。
エンジンを小型化しながらターボで過給することで、実用域での力強さと良好な燃費性能を両立させる。
急な坂道ではトランスミッションの特性上、やや苦手な部分が見られるが、街乗りや高速道路での日常的な走行ではパワー不足を感じることはほとんどない。十分に実用的な動力性能を備えている。
これらのエンジンに組み合わされる7速DSGトランスミッションは、Dモードで燃費を優先した滑らかな変速を行い、Sモードではダイレクトでキビキビとしたレスポンスを提供する。
ハンドリングは正確かつクイックで小回りが利く一方、高速域では高いボディ剛性によりフラットで安定した挙動を示し、長距離運転での疲労を軽減してくれる。
ゴルフ7の優れたボディ剛性とハンドリング特性は、日常の足車としての役割を最大限に発揮していると言える。
車検代、自動車税、タイヤ交換、燃費
車検
車検は2年ごとに発生する費用になる。
ゴルフ7の場合の法定費用(重量税24,600円+自賠責保険約17,650円+印紙代約1,600~2,300円)は約43,000~46,000円がベースになる。これに各業者の手数料と整備費用が加わる。
主な選択肢の比較は以下の通りである(整備が最小限の場合の目安)。
- ユーザー車検:約4.3~5.5万円
法定費用のみ。自分で運輸支局に車を持ち込んで受ける最安の方法だが、事前点検・整備は自己責任となる。
- カー用品店や車検専門店:約6~9万円
オートバックスなどの量販店や格安車検店。コスパが抜群で、追加整備が少なければこの範囲に収まりやすい。が、作業ミスが多く大体が専門店か正規ディーラーの世話になる可能性が高い。
- フォルクスワーゲン専門店・輸入車専門工場:約9~13万円
VWに詳しい専門店。汎用診断機を使い、ディーラーより抑えた価格で質の高い整備を受けられるバランス型。
- 正規VWディーラー:約13~15万円以上
純正部品と専門技術で安心感は最高クラス。ただし費用は最も高くなるが、専用診断機による故障診断は他店よりも遥かに優れている。資金に余裕があるなら正規ディーラーの1択。
自動車税
ゴルフ7の主なエンジン(1.2L/1.4L TSI)は1,000~1,500ccクラスに入るため、年額34,500円である(2019年9月30日以前に登録された中古車の場合)。
2019年10月1日以降の登録車なら30,500円になる。新車登録から13年を超えると重課税で39,600円に上がるが、中古のゴルフ7はまだ13年未満の個体が多く、標準税額で済む。
タイヤ交換
タイヤは3~5万kmで交換する消耗品である。
ゴルフ7の標準サイズ(205/55R16や225/45R17)で、量販店やネットショップなら4本のタイヤ本体8~10万円+工賃1万円程度、合計6~10万円で済む。ディーラーだと12~18万円かかるので、ショップ利用で5万円以上節約できる声が多い。

ただし、あまり効かないようなメーカーのタイヤを履くことはオススメしない。
雨天時や高速走行時、緊急時などの場面でタイヤのせいで取り返しがつかなくなってしまうので注意が必要になる。
燃費と燃料代
実燃費は街乗り12~16km/L、高速15~20km/L、総合平均12~15km/Lである(ハイオク仕様)。
年間1万km走る計算だと、
・12km/Lの場合:燃料費約13.3万円
・15km/Lの場合:燃料費約10.7万円
になる(ハイオク160円/L換算)。エコドライブを心がければさらに10%低減できる。国産ハイブリッド(プリウス30km/L)より、はるかに劣るが走りの良さとプレミアム感を考えれば十分許容範囲である。
まとめ
足車として最適なフォルクスワーゲンは、2016年式以降のゴルフ7(特にコンフォートライン コネクト)が私のオススメになる。
グレードに拘らなければ流通量も多く、150万円以下で2年保証付きの良個体が豊富に存在する。このモデルは流通量・予算・安全性・整備性・故障の少なさという条件を最もバランスよく満たしている。
Euro NCAP 5つ星の優れた乗員保護性能を持ちながら、1.2L/1.4L TSI+7速DSGは低中速トルクが豊富で街乗りから高速まで実用的、ボディ剛性が高く疲れにくい。
維持費も現実的で自動車税約3.45万円、車検は専門店で6〜13万円程度、燃費実用12〜15km/Lと輸入車としては十分経済的で購入時は2013〜2015年式を避け、正規ディーラーの認定中古車か手厚い保証付き車両を狙うと良い。
初めての輸入車や日常の足車として、ゴルフ7は最適だ。
あ
あ
あ
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