ゴルフ8.5はeTSIとTDIどっちを買うべき? VW専門店スタッフが真剣に考えてみた。
- 店頭で度々聞かれる質問に、忖度なしで答える
- 迷ったらこの一行で決めていい
- 走らせた印象の違い
- eTSI:鼻先が軽く、街でキビキビ
- TDI:360Nmで“押し出される”巡航の楽さ
- 車両価格はTDIが高い
- 「Active」をよく見ると、TDIが効いてくる
- リアサスペンションの形式が違う
- TDI Active Advance はなぜ「お得」なのか
- 車両価格だけ見ると、差は74.9万円
- ナビを揃えると、実質差は35.3万円まで縮まる
- さらに燃料代で、その差は毎年詰まっていく
- 燃料代で、その差は埋まるのか
- 信頼性・トラブルと「維持」の話
- TDIの注意点①:AdBlue(尿素水)の補充がある
- TDIの注意点②:短距離チョイ乗り中心の人には不向き
- eTSIの注意点:マイルドハイブリッドが、まだ“成熟しきれていない”
- タイプ別おすすめ
- 関連記事
- まとめ
- 乗り換えるなら、今の愛車は“競らせて”売る
店頭で度々聞かれる質問に、忖度なしで答える
「ゴルフ8.5、結局 eTSI と TDI ってどっちがいいの?」
これは店頭で多くいただく質問だ。整備やフロント対応でお客様と立ち会っている立場として、カタログの数字だけでは見えてこない “選び方の軸” を、忖度なしで書いておこうと思っている。
先に言ってしまうと、優劣ではなく 「あなたの走り方しだい」 で答えは変わる。さっそく順番に整理していきたい。
迷ったらこの一行で決めていい
年1万km以上走る/高速・長距離が多い/長く乗るなら、迷わず TDI。
街乗り中心/走行距離は少なめ/軽快さと初期費用を重視なら eTSI。
理由はシンプルで、TDIは走るほど得をするエンジンだからだ。 逆に距離を踏まないなら、その持ち味を活かしきれない。 以下、その根拠を数字とフィールの両面から見ていく。
まず2台の素性を整理する
同じゴルフでも、中身はかなり性格の違う2台だ。ゴルフ8.5のハッチバック仕様で比べてみる。
※燃費はグレード・ホイールサイズで変動する。実走では数字より落ちるのが普通。0-100km/hは実用上ほぼ互角と考えてよい。
注目すべきは トルクの差(250Nm 対 360Nm) と、燃料の種類だ。最高出力は両方とも150psで横並びだが、ディーゼルの極太トルクは数字以上に体感差として効いてくる。そして「ハイオクか軽油か」は、後で効いてくる財布の話に直結する。
走らせた印象の違い
eTSI:鼻先が軽く、街でキビキビ
1.5Lエンジン+48Vの組み合わせは、とにかく 滑らかで軽快だ。フロントが軽いぶんステアリングの初期応答が素直で、街中をヒラヒラと走らせると気持ちがいい。マイルドハイブリッドのモーターアシストが発進を後押しするので、8世代で指摘されがちだったDSG特有の発進ラグも目立たない。ストップ&ゴーの多い市街地や、近所の買い物が主戦場なら、この軽さは確かな美点になる。
ただ、手放しの絶賛ではない、というのが正直なところだ。減速時のシフトショックは8世代より確実に減ったものの、いまも完全には消えていない。巡航中にエンジンを止めて燃費を稼ぐコースティングも、人によっては「あれ、いま止まった?」という違和感が残る。このあたりの“クセ”は、後半の信頼性のパートで詳しく触れる。
TDI:360Nmで“押し出される”巡航の楽さ
一方TDIは、走り出した瞬間から世界が違う。低回転からトルクが分厚く、アクセルをわずかに踏むだけでスッと前に出る。高速での追い越しや上り坂で、エンジンを回さなくても余裕があるのが最大の魅力だ。長距離をひと息で流したとき、降りたあとの疲れ方がまるで違う。正直に言えば、私自身はこの力強い加速と、それでいて驚異的に伸びる燃費に惚れ込んでいる。
「ディーゼルって臭いんでしょ?」「音がうるさいのでは?」――昔のイメージでそう聞かれることがいまだに多い。だが、ここは強く言っておきたい。8世代以降になって、排気ガスの匂いもエンジン音も、さらに気にならなくなった。実際には車内でもエンジンが作動しているガラガラ音が聞こえるがゴルフ7.5 TDIよりは遮音性が高いと私は思う。ゴルフ8と比べてしまうと、ゴルフ8.5はマイナーチェンジになるので変化したようにはあまり感じないのは確かだ。遮音とインフォテインメント周りが大きく磨かれた8.5では、アイドリングと加速時にディーゼル車特有の音が残るくらいで、走り出せばガソリン車と区別がつかないほど静かだ。「ディーゼルは…」と敬遠している人ほど、一度乗ってみてほしいと本気で思っている。
つまり、街で軽快に楽しむeTSIか、長距離を悠々と流すTDIか。フィールの方向性がそもそも別物だということを、まず押さえておきたい。
車両価格はTDIが高い
まず素の車両価格から。Style・R-Line のように構成が揃うグレード同士だと、TDIのほうが20万円ほど高い。
| グレード | eTSI | TDI | 価格差 |
|---|---|---|---|
| Active Basic | 349.9万 | 396.0万 | +46.1万 |
| Active / Active Advance | 379.9万 | 454.8万 | ―(※) |
| Style | 443.7万 | 463.8万 | +20.1万 |
| R-Line | 455.3万 | 475.3万 | +20.0万 |
※eTSIとTDIで中間グレードの構成・装備が完全には一致しないため、「Active」同士は単純比較に向かない。比較しやすいのは Style・R-Line。ヴァリアント(ワゴン)は概ね各+14万円前後。価格は変動するため最新は正規ディーラーで確認を。
ここで一つ、現場感覚としての注意点。エントリーで価格を抑えたいなら、TDIには eTSI Active Basic(349.9万円)に相当する“いちばん安い受け皿”が無い。TDIはActive Basic(396.0万円)からのスタートになる。とにかく初期費用を切り詰めたい人は、自動的にeTSI寄りになる構造だ。
そして、ここはeTSIの確かな強みでもある。8.5では Active も Style も、全グレードが1.5L eTSIで統一された(先代ゴルフ8では下位に1.0Lもあった)。だから最廉価のActiveでも非力さを感じることはまずない。ポロやT-Cross、あるいは先代の1.0L Active あたりと近い予算帯で、1.5Lのゆとりを持つワンクラス上のゴルフに手が届く――そう捉えると、コストを抑えたい人にとって8.5 Activeはむしろ積極的におすすめできる一台だ。新車でポロを検討しているなら、なおさら一度ここを天秤にかけてほしい。
「Active」をよく見ると、TDIが効いてくる

ここからが、現場でいちばん語りたい話だ。さきほどの表で「Active同士は単純比較に向かない」と書いた。理由は、同じ“Active”でも eTSI と TDI で中身がかなり違うからだ。とくに効いてくるのが ナビ と リアサスペンションの2点。ここを押さえると、価格差の意味がガラッと変わって見える。
| グレード | Ready 2 Discover(ナビ非搭載) | Discover(SSDナビ付き) | ナビの扱い |
|---|---|---|---|
| eTSI Active Basic | ●標準 | ー | ナビ設定なし |
| eTSI Active | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| TDI Active Basic | ●標準 | ー | ナビ設定なし |
| TDI Active Advance | ー | ●標準 | |
| eTSI Style | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| TDI Style | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| eTSI R-Line | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| TDI R-Line | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| GTI | ●標準 | ▲オプション | オプション |
| R | ー | ●標準 | |
| R Advance | ー | ●標準 | |
| R Black Edition | ー | ●標準 |
※スマホでは表を横にスクロールして確認できます。Ready 2 Discoverはナビ非搭載、DiscoverはSSDナビ付きの仕様です。
TDIはActive Advanceを含めて全グレードがマルチリンク式リアサスペンション。対して、eTSIのActive系はトーションビーム式になる。トーションビームが悪いという話ではないが、段差を越えたときのリアの収まり方や高速域でのフラット感は、マルチリンクのTDIのほうが一枚上手に感じやすい。同じActive同士で比べても、TDI Active Advanceのほうが“足”は上等。乗り心地を重視するなら、ここは見逃せないポイントだ。
ポイントは、ナビが最初から標準で付くのは TDI Active Advance と R系だけという点だ。同じActiveでも、TDI Active Advance はナビ標準。一方 eTSI Active はナビがオプションで、同等のナビ環境を揃えるにはパッケージ追加が必要になる。Active同士の価格差には、このナビ標準化のぶんがしっかり効いているわけだ。
リアサスペンションの形式が違う
もう一つ、乗り心地を左右する大きな違いがリアサスペンションだ。公式諸元表を確認すると…
※出典:フォルクスワーゲン公式 主要諸元表(2025年36週以降生産車両)。トーションビームが劣るという意味ではなく、味付けの方向性の違い。
TDIは Active Advance を含めて全グレードがマルチリンク式。対して eTSIのActive系はトーションビーム式だ。一般にマルチリンクは、左右輪を独立して動かせるぶん、路面の凹凸やコーナーでの接地性・乗り心地で有利とされる。トーションビームが悪いわけではないが、段差を越えたときのリアの収まりや、長距離でのフラット感では、マルチリンクのTDIに一目置かれる。同じActiveでも、TDI Active Advance のほうが“足”は上等というわけだ。乗り心地を重視するなら、ここは見逃せない。
TDI Active Advance はなぜ「お得」なのか
「ナビ標準・マルチリンク」と聞くと高そうに思えるが、装備を揃えて比べると話は逆になる。eTSI Active と TDI Active Advance を、車両価格・ナビ込み実質価格・年間燃料費の3つの軸で並べてみよう。数字で見ると、TDI Active Advance のコスパの良さがはっきり浮かび上がる。
車両価格だけ見ると、差は74.9万円
eTSI Active と TDI Active Advance のメーカー希望小売価格(税込)
数字だけ見れば、TDIが74.9万円高い。「やっぱりディーゼルは高いな」と思うところだ。だが、ここで終わらないのがこの記事の本題だ。同じ装備に揃えると、この差は一気に縮む。
ナビを揃えると、実質差は35.3万円まで縮まる
ナビを同条件にすると、価格差は74.9万円 → 実質35.3万円まで縮まる。しかもTDIには、この35.3万円の中にマルチリンク式リアサスペンション・2.0Lディーゼルの動力性能・低燃費が丸ごと含まれている。eTSI Activeのリアサスはトーションビーム式のままだ。
さらに燃料代で、その差は毎年詰まっていく
年間1万km走行時の燃料費の目安(軽油 約150円/L・ハイオク 約180円/L、実燃費 eTSI 15km/L・TDI 18km/Lで試算)
燃料代はTDIが年あたり約3.7万円安い。実質差35.3万円は、およそ9〜10年でトントン……ではなく、ここにマルチリンクの乗り心地やディーゼルのトルク、リセール時のTDI人気まで乗ってくる。数字に表れない価値まで足すと、長く乗る人ほどTDI Active Advanceの「お得感」は際立つ。
結論。「装備充実のお買い得グレード」と呼ばれるのは伊達じゃない。TDI Active Advanceは、ナビ標準・マルチリンクサス・ディーゼルの経済性を最初から備えている。eTSI Activeで同じ装備を目指すと差は35.3万円まで縮み、そこへ毎年の燃料差が効いてくる。「あと少し出せるなら」のグレードとして、私がもっとも自信を持って勧められるのがここだ。
※価格はメーカー希望小売価格(税込)。オプション価格・燃料相場・実燃費は時期や条件で変動する。最新の正確な価格・装備は正規ディーラーでご確認を。グラフの数値は本文で示した前提に基づく目安。
車両価格だけ見れば74.9万円差。だが、eTSI Activeに同等のナビを足すと実質差は35.3万円まで縮み、その中にマルチリンクサスとディーゼルの動力・経済性が丸ごと入ってくる。さらに毎年の燃料代でじわじわ詰まる。「装備充実のお買い得グレード」として TDI Active Advance が人気なのは、こういう理屈に裏打ちされている。
燃料代で、その差は埋まるのか
TDIが車両20万円高でも選ばれる最大の理由が、ランニングコストだ。TDIは「燃費が良い」だけでなく「燃料そのものが安い(軽油<ハイオク)」という二段構えの強みを持つ。年間1万km走るケースで試算してみる。
※2026年5月下旬の全国相場(ハイオク約180円・軽油約150円)をもとにした目安。実燃費は走り方・地域・季節で変わる。燃料価格は変動するので最新相場で読み替えを。
この前提だと、Styleグレードの車両価格差20.1万円は、年37,000円の燃料差 → 約5〜6年(おおよそ走行5.5万km)で取り戻せる計算になる。つまり…
・5〜6万km以上乗るつもりなら、 TDIは車両価格差を燃料代で回収し、その後は純粋に得が積み上がる。
・それ以下の距離しか乗らないなら、 価格差を回収しきれず、軽快なeTSIのほうが合理的。
エントリーのActive Basic同士(価格差46万円)だと回収には倍近い距離が要るので、 低グレード×短距離ユーザーほどeTSIが有利になる。
信頼性・トラブルと「維持」の話
カタログに出ない部分こそ、長く乗ると効いてくる。両車にクセはあるが、ここを正直に並べるとエンジンまわりの信頼性という一点では、私はTDIに軍配を上げたい。順に見ていこう。
TDIの注意点①:AdBlue(尿素水)の補充がある
クリーンディーゼルは排ガス浄化に尿素SCR(8.5世代はツインドージング)を使う関係で、AdBlueの定期補充が必要になる。とはいえ走行距離しだいで数千〜1万km強に一度の頻度で、費用も6000円くらいで大きくはない。気にしすぎる必要はないが、「ガソリン車には無い手間」として知っておきたい。

TDIの注意点②:短距離チョイ乗り中心の人には不向き
ディーゼルはススを集める DPF(粒子フィルター)の再生を、ある程度の速度・距離を走るなかで自動的に行う。ところが 毎回5分10分の近所乗りばかりだと、この再生が完了しきらずススが溜まりやすい。結果、警告や余計なメンテにつながることがある。「ほぼ街中、たまにしか遠出しない」という使い方なら、ここは素直にeTSIを選んだほうがいい。
eTSIの注意点:マイルドハイブリッドが、まだ“成熟しきれていない”
一方のeTSIにも、現場で見えてくる弱点がある。マイルドハイブリッド(48Vシステム)まわりのトラブルや、クーラント漏れの個体に当たることが一定数あるのが正直なところだ。先に触れた減速時のシフトショックも、8.5でかなり改善したとはいえ完全には消えていない。さらに、巡航中にエンジンを止めて燃費を稼ぐ コースティングモードをオフにできないのも、好みが分かれる点だ。常時エンジンを使っていたい人にとっては、地味だが無視できない難点になる。

私はゴルフ8の頃からこの感覚を抱いているのだが、8.5になってもなお、eTSIは“熟成しきれていない”という印象が拭えない。新しい機構を盛り込んでいるぶん、こなれ方がもう一歩、という感じだ。

その点TDIの2.0Lディーゼルは、複雑な電動アシストに頼らない素性のシンプルな構造で、長年かけて熟成されてきたユニットだ。目新しい変更はないものの、長い間同じユニットとして成熟しているので信頼して長く付き合える安心感がある。匂いや音の弱点が8.5で消えた今、ネガはほぼAdBlueと短距離の相性だけ。トラブル面の総合点では、やはりTDIが一枚上手だと私は感じている。
タイプ別おすすめ
eTSIが向いている人
- 走行距離は年1万km未満
- 通勤・買い物など街乗りが中心
- 近距離チョイ乗りが多い
- 軽快なハンドリングと滑らかさが好み
- 初期費用を抑えたい(8.5は全車1.5L、Activeでも力不足なし)
- 新車でポロ/T-Crossと迷っている人
TDIが向いている人
- 走行距離が年1万km以上
- 高速・長距離を走る機会が多い
- 低回転の極太トルクと巡航の楽さが欲しい
- 5〜6年以上、長く乗るつもり
- ランニングコストと燃費を重視する
- シンプルで枯れた機構の信頼性に安心したい
関連記事
まとめ
同じ顔をしていても、eTSIとTDIは「街の相棒」と「旅の相棒」くらい性格が違う。だからこそ スペック表のどっちが上か、で選ぶと外す。店頭で背中を押すときの私の基準はいつも同じだ。「週末に遠出しますか? 年にどれくらい走りますか?」――この2つの答えで、ほぼ決まる。近所を軽やかに、を求める人にはeTSIの素直さが効いてくる。それは間違いない。
そのうえで、最後に本音を一つ。私自身は、はっきりTDI推しだ。あの力強い加速と、長距離でこそ伸びる驚異的な燃費。そして8.5世代になって、ディーゼルの弱点とされてきた匂いも音もさらに消えた。加えて、電動機構に頼らないシンプルな構造ゆえの信頼性の高さ。かつて「ディーゼルだから」と敬遠していた人が乗り換えて笑顔になる場面も見てきた。距離を踏む人なら、TDIは買ったあとにどんどん好きになるエンジンだと思う。
そして予算の話。同じグレード同士なら、あと20万円ほど上乗せすればTDIに手が届く。「もう少し出せばTDIが選べる」――そんな状況なら、私は間違いなくTDIをおすすめする。というより、私が買いたい。長く乗るほど燃料代でその差は埋まっていくし、何より所有してからの満足度がまるで違う。
もちろん、これはあくまで私の好みだ。街乗り中心でコストを抑えたいなら、全車1.5L化した8.5のeTSI Activeも本当によくできている。自分の使い方だとどっちだろうと迷うなら、一度私に相談して欲しい。
なお、入庫のご案内は現在受け付けていませんが、この記事の内容について気になる点や判断に迷う内容があれば、気軽に お問い合わせフォーム 又はコメント欄にメッセージを送ってください。
乗り換えるなら、今の愛車は“競らせて”売る
新しいゴルフに乗り換えるなら、頭金づくりは 今の愛車をいかに高く手放すかで決まる。とくに輸入車や趣味性のある車は、価値の分かるバイヤーに当てられるかどうかで金額が大きく動く。一括査定の電話ラッシュが苦手なら、オークション形式の セルカ(SellCa)が選択肢になる。


こんにちは!
またまた気になる情報有難うございます!
私もゴルフ8ヴァリアントTDI R-Lineに乗ってますが
・ディーゼル特有のにおいについては全く感じていません。私の嫁さんの意見ですとDPF再生時にすこーしプラスチッ クが焼けたような匂いがすることもある?との事ですが!私は気づきませんでした。
・ディーゼルエンジン音ですが、停車時には気にすれば少しガラガラ音はありますが、走行中は全くわかりません。
私の知り合いが助手席に乗った際は私が言うまでディーゼルと気づいていませんでした。(笑)
・社内音に関してはヴァリアントの為、決して静かとは言いませんが、うるさいと思ったことはありません。※他の高級輸入車に乗ってないので比べられないかもしれませんが!(笑)
・燃費に関しては素晴らしいと思います。実測でも毎回計測してますが20キロ/Lは出てます。長距離だと25キロ/L超えも出ます!おまけに経由ですので大満足です。
・トルクのおかげか、あまり踏み込まなくてもスーツと走ってくれます。
私は8ですのであまり参考にはならないかと思いますが!(笑)
ほとんどブログに掲載されていることと同じ内容で申し訳ありませんが、素直な感想です。
最後に!スタイリングと走りには大満足です。
失礼しましたー!
こんにちは。
ドルフィンRさん、いつもコメントありがとうございます!
読者の皆様にも分かりやすい、詳細なレポートをありがとうございます。
ゴルフ7.5に搭載されているTDIエンジンと比べると、ゴルフ8のTDIはさまざまな点が改良されており、より完成度の高いエンジンに仕上がっていると感じます。
他メーカーのディーゼルエンジンについても、過去に試乗した際には、BMWやメルセデスでもディーゼル特有のガラガラ音は完全には消しきれていない印象でした。
実際にゴルフTDIに乗られているドルフィンRさんのお声は、とても貴重です。
燃費についても実体験に基づくものなので、読者の方にとっても非常に参考になる情報だと思います。
このたびは、とても有益な情報をありがとうございました!
はじめまして。
とても興味深い記事ですね。
現在ゴルフ8.5の中古車を検討しております。
何店かご教示いただきたい事がありご質問をさせていただきます。
記事の中では年間走行距離が1万km以下の場合はTSIの選択が好ましいとのことですが、マイルドハイブリッドの不具合や維持j費などを考慮してTDLを検討中です。
街乗りメインで年間5000km程度ですとTDLの場合かなり不都合が生じるのでしょうか。
現在、遠方のディーラーにて希望の車体が見つかり現物を見ずの購入を考えております。
希望の車体は走行距離が1400km、初度登録6ヶ月と条件が非常によく、ディーラーの方に車体の確認を取ったところ、オークションにて取引した車体になるためデモカーなのかオーナー車なのか確実なところはわからないとの回答でした。
ただ、記録簿の所有者名はVWの店舗名なので、デモカーの可能性が高いのではないかとのことでした。
そこで仮にデモカーではなくオーナー車であった場合、短い期間で手放したことになるので車体に何か不具合が生じた個体なのかと不安になっております。
確実にデモカーであれば即決だったのですが。
現物を見ないで購入する場合、オークション取引などで車体歴が曖昧な個体を選ぶ際の注意点をご教示くださいますと幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ぷち様
コメントありがとうございます。
年間5,000km程度の使用であっても、TDIを選択すること自体に大きな問題はないというのが私の見解です。
たしかにディーゼル車は、短距離走行ばかりが続くとDPF再生の条件が整いにくくなる場合があります。そのため、毎回数km程度の街乗りだけでエンジンがしっかり温まる前に止めてしまうような使い方が多い場合は、TDIよりもeTSIの方が相性は良いと思います。
ただし、年間走行距離が5,000km程度でも、時々バイパスや高速道路などを使い、ある程度エンジンを温めて走る機会があるのであれば、TDIだからといって極端に不都合が生じるということは少ないと思います。
実際に、年間走行距離が少ないTDI車両も見かけますが、それだけで大きな不具合につながっているケースはあまり多くない印象です。
今回の記事内で「年間1万km以下ならeTSIがおすすめ」と書いたのは、eTSIとTDIを比較するうえで、どのような使用環境ならそれぞれのメリットが出やすいかを分かりやすくするための目安として設定したものです。
一方で、今回のように遠方のディーラーで、現車を見ずに購入する場合は、車両そのものの状態確認が非常に重要になります。
走行距離1,400km、初度登録から6ヶ月という条件で、なおかつ記録簿上の所有者名がフォルクスワーゲン店舗名であれば、デモカーや社用車であった可能性は高いように思います。
ただし、正規ディーラーの車両であっても、デモカー落ち、社用車、在庫整理、販売会社側の事情などでオークションに流れることはあります。そのため、「オークション仕入れだから悪い車両」とは限りません。
あくまで私の推測にはなりますが、ここ最近トヨタ系列のフォルクスワーゲン正規ディーラーを手放した動きもありましたので、その際に放出されたデモカーや社用車である可能性は比較的高いのではないかと思います。
ただ、その他の可能性としては、
・在庫処理として流通した車両
・雨漏れなどの不具合があった車両
・過去にクレーム対応で車両入れ替えになった車両
・修復歴には該当しないものの、やや大きめの板金整備が入った車両
・重大な整備や保証修理が発生し、後々のトラブルを避けるために手放された車両
・その他、こちらからは推測できない事情があった車両
といった可能性も、完全には否定できません。
もちろん、これらはあくまで可能性の話であり、走行距離1,400km・登録6ヶ月という条件だけを見れば、通常は大きな問題を抱えた個体というより、デモカーや社用車、販売会社側の事情によって流通した車両と考える方が自然だと思います。
ただし、現車を見ずに購入する以上、価格や条件の良さだけで即決するのではなく、できる限り車両状態を確認したうえで判断されるのが安心です。
特に確認しておきたいのは以下の点です。
・オークション評価書の有無
・修復歴の有無
・外装の板金塗装歴の有無
・保証継承が可能かどうか
・新車保証の残期間
・整備記録簿の内容
・過去の入庫履歴や保証修理履歴
・タイヤ、ホイール、下回りの傷
・内装の使用感
・ボディ各部の塗装状態
・走行時にハンドルセンターがずれていないか
・ブレーキ時や段差通過時の異音がないか
・警告灯やエラー履歴の有無
現車確認ができない場合は、外装・内装・下回り・エンジンルーム・ホイール・タイヤの写真を細かく送ってもらうことをおすすめします。
可能であれば、冷間始動時の動画、アイドリング時の動画、試乗時の動画なども確認できるとより安心です。
また、遠方購入の場合は「保証継承が問題なくできるか」「納車後に不具合が出た場合の対応」「キャンセル条件」「遠方納車後の保証対応を最寄りの正規ディーラーで受けられるか」も確認しておいた方が良いと思います。
個人的には、今回の条件であればデモカー落ち、もしくは販売会社側の事情によって流通した個体である可能性が高いように感じます。
ただ、車両歴がはっきりしない以上、購入前にはできるだけ細かく確認し、可能であれば実際に試乗して「走る・曲がる・止まる」に違和感がないか、ハンドルセンターや異音、ブレーキの感触、ボディの塗装状態などを確認してから判断されるのが一番確実です。
難しい場合でも、販売店に状態確認をしっかり依頼し、保証内容まで確認したうえで進められることをおすすめします。