ポロ(6C&6R)

フォルクスワーゲンのプロショップで働いている私が忠告する!!高額故障率の高いワーゲンの中古車とは?

Yuu

フォルクスワーゲンは壊れます。

お客様から度々言われるのが、

「壊れにくいフォルクスワーゲンはあるの?」

と良く言われるが、それに対して私は

と返答している。

ゴルフやポロは生産台数も多いので故障率が目立ってしまうが、今まで私がショップで対応してきた案件と正規ディーラーで働く友人の意見を合わせた上で紹介していく。

第4位 T-CROSS 2019~2020年

惜しくも入賞には届かなかったが、T-CROSSの故障率がここ最近で上昇してきている。

過去に2種類の不具合を紹介しているが、変なトラブルが多いのがT-CROSSになる。

あわせて読みたい
ポロとT-CROSSのボンネットからポコポコ音がする??警告灯も点灯し最悪の場合はエンジンが止まってしまう可能性があるので今すぐ確認しよう。
ポロとT-CROSSのボンネットからポコポコ音がする??警告灯も点灯し最悪の場合はエンジンが止まってしまう可能性があるので今すぐ確認しよう。
あわせて読みたい
T-CROSSはクーラント漏れに注意???初期型モデルで少しずつ水漏れトラブルが増えてきた。
T-CROSSはクーラント漏れに注意???初期型モデルで少しずつ水漏れトラブルが増えてきた。

上記以外の不具合の他にナビゲーションの不具合やヘッドライト不具合、ワイパーの不具合が実際に私のショップで発生した。

第3位 Up!

生産は終了しているが中古車市場にはまだ多くのUp!が掲載しており、コアなファンや女性に人気があるUp!であるが可愛い見た目とは裏腹に積まれているトランスミッションにとんでもない爆弾が仕掛けられている。

Up!は5速のMT(マニュアルトランスミッション)に自動変速機を取り付けたASGというギヤボックスが搭載されている。

どちらかが故障した場合には30万円以上の修理費が必要になり、2つのアクチュエーター交換になると60万円以上となりUp!をもう1台増車出来る程にまで達してしまう。

また乗り方次第であるがクラッチが7~10万kmで交換の目安となり、その他エアコン関係も他の車種よりも耐久性が弱いので2012~2014年式の初期型は特に避けた方がお財布にも優しいだろう。

第2位 シャラン 2011~2020年

シャランも既に2022年で生産が終了しているが、スライドドア付きの輸入車ファミリーカーとして非常に人気があり10年近く乗り続けているオーナーが多い印象である。

CAV

圧縮抜けが起きた際は、廃車にするかショートエンジン交換、エンジン載せ替えが必須となりいずれも50~100万円は整備に必要である。

対策としては、オイル管理をしっかりする必要があり次回以降詳しく説明する。

またシャランはその他にも左右フロントパワーウィンドウのリフターが故障し窓が動かなくなる故障やウォーターポンプ故障によるクーラント漏れ、燃料ポンプ不良によるエンスト、スライドドアのドアロック不良、イージークローザー不良、その他諸々の故障があったと報告されている。

一度は交換するウォーターポンプ

いずれにせよ基本的に故障の度に10万円以上は掛かると覚悟して置いた方が良い。加えて必ずスピードセンサーも壊れるので要注意だ。

CZD

トランスミッション内部が破損した場合は本体交換が必要となり費用は100万円以上掛かるという。

なので必ず中古車保証、もしくは日頃から車点検をディーラーで整備しておくとメーカー保証(10年以上経ったモデルは不可)で交換してくれる可能性があるので先ずはディーラーのフロントスタッフと仲良くするのも1つの手段なのかとも思う。。。

第1位 6C ポロ

私はフォルクスワーゲンに携わって10年以上経つが、年式もそこそこ新しくショップで働いてきた中で最も避けた方が良い車種が6C ポロになる。

この6C ポロは人気がある。

5ナンバーサイズで運転もしやすく見た目もそこそこ可愛いので女性が乗っている確率が非常に高い。

もしこの記事を見た上で購入を検討しようと思うのであれば中古車保証は必ず2年は付帯しておかないと購入した事を後悔する事になる。

私がそこまで念を推してオススメする理由が、

が、あるからだ。

冗談だと思うが実際に何台もエアコン修理を実施してきたので、この話を信じるかは信じないかはお任せする。

最も多いエアコンの故障はエバポレーターかコンデンサーによるエアコンガス漏れだ。

コンデンサー交換
ガス漏れで黒ずんでいる

どちらも製造段階での不良品が多く距離数が少ない車両でも無慈悲に故障する。

そもそもゴルフ7世代のエアコンユニットが車両との相性が良くないのか最短ではでは新車から2年以内で漏れた車両もあり、走行距離が2.0万km以下でも平気でガス漏れが発生する。

エバポレーター交換では30万円以上掛かり、コンデンサー交換でも20万円以上は掛かる。

エバポレーター交換中

(たまたま私のショップと友人のディーラーのエリアが酷いのかも知れないが…)

またエバポレーターやコンプレッサーよりも件数は少ないが、エアコンコンプレッサーからもガス漏れを確認している。

軸部から漏れてくる

こちらも交換となると25万円程になるので頭を悩ませる種となる。

私のショップと友人の正規ディーラーを合わせると、上記3点のフルコンプリートエアコン修理を実施した6Cポロは4台にも及ぶ。

車両保証を適用させていなければ修理額は100万円に近い金額となり、これまた同じ車両が購入できてしまう。

6Cポロのエンジン関係ではウォーターポンプがゴルフ7と同様に漏れる件数が多く、純正品交換であれば7~8万円は必要となってくる。

またヘッドライトライトが結露する確率も高く、LEDヘッドライト搭載車両の場合はECUが水分でショートする前に下記の記事を参考にヘッドライトのシーリングを実施して欲しい。

何度も言っているが、

フォルクスワーゲンを購入する際は10~20万円上乗せになってしまうが、カーセンサー保証やその他店舗保証を2年付帯させておく事をオススメする。

もしフォルクスワーゲンで気になっている車種で何かしらアドバイス出来ればと思っているので問い合わせしていただきたい。

(ゴルフ4以降からの車種でお願いします)

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  1. hi

    ご無沙汰してます!
    酷暑でエアコンをガンガンのせいかアイドリングストップやコースティングでもエンジン停止しない23年式eTSIアクティブですw

    エアコンの温度設定って、何度ぐらいが一番車に負担か少ないの
    でしょうか?欧州車は22℃が良いという話をよくみかけます。

    結局、一番快適な温度に合わせちゃうのですが…

    • Yuu

      hi様
      いつもコメントありがとうございます!!
      今年も酷い暑さが続いてますね…お身体には十分気をつけてください。

      ゴルフ アクティブですが、恐らくバッテリー電力を使っているので強制的に車両側がアイストをキャンセルしている状態になっていますね笑

      基本的にフォルクスワーゲンでも21~23℃を推奨しております。ゴルフ8からマイルドハイブリッドになりエアコンシステムの負荷が軽減されています。
      温度設定が低ければ低い程に電動ファンやエアコンコンプレッサーの負荷が増えますがそこまで温度設定で神経質にならなくても大丈夫です!

      ゴルフ8は少し面倒ですが、念の為にエアコンシステムをオフにしてからエンジンを切る事や朝一エンジンが冷えている時やコンビニ等で買い物した後にエンジンを始動した後はアイドリングで30秒程(出来れば2~3分)待った後にエアコンをオンにするとエアコンシステムに急激な負荷が掛からないので、エバポレータやコンデンサーといった部品を労わる事ができます!
      毎回毎回やるのは面倒ですが、塵も積もればという事もあるので是非参考にしていただけたらと思います!

      • hi

        アドバイス頂きありがとうございます。
        酷使しているエアコンですが労ってみます〜

  2. お世話になります。

    ゴルフ7.5GTIパフォーマンスの中古車を検討しています。
    走行距離は5.4万キロです。
    写真のみの確認ですが、下回り含めサビや外傷は見受けられません。

    こちらを10年乗りたいな、と考えております。
    ただこれから結婚し、子供のこともあるので、
    故障等が怖く購入に踏み切れません。

    よくあるトラブルと、その修理費、アドバイスなどをご教示いただねますと幸いです。

    お忙しいところ恐れ入りますが、
    何卒よろしくお願いいたします。

    • Yuu

      こんにちは。
      コメントをいただきありがとうございます。

      ゴルフ7.5 GTIパフォーマンスについてのお問い合わせですね!
      当ショップでも入庫実績のある車種ですが、よく見られるトラブルを3つご紹介させていただきます。

      1.サーモハウジングの交換(水漏れ)
      最も多いトラブルは、水漏れによるサーモハウジングの交換です。スポーツモデルではほぼ避けられないケースと言えるかもしれません。交換費用は約20万円前後が目安となります。

      2.オイルパンからのオイル漏れ
      次に多いのがオイルパンのオイル漏れです。こちらは比較的軽度で、交換費用は6~8万円程度で対応可能です。

      3.オイルクーラーの交換(クーラント回路へのオイル混入)
      クーラント回路にオイルが混入するトラブルで、オイルクーラーの交換が必要となる場合があります。こちらの費用も約20万円程度となることが多いです。
      上記の部品はいずれも、走行距離が増えるほど故障の可能性が高まる傾向にあります。

      高額修理に注意が必要なケース
      まれに発生する高額修理として、以下の2点が挙げられます。
      •ヘッドライトエラーによるヘッドライトアッセンブリー交換
ヘッドライトエラーが発生した場合、基本的にはアッセンブリー本体の交換が必要です。特に右側のヘッドライトで不具合が起こりやすい印象です。片側で約30万円以上の費用がかかる場合があります。

      •デジタルメーターの故障
ゴルフ7.5世代ではデジタルメーターの不具合が比較的多く、当ショップでも数台の交換実績がございます。修理費用は30~50万円程度となることが多いです。

      また、ゴルフ7.5 GTIパフォーマンスは発売から5年以上が経過しているため、スピードセンサーやブレーキパッド、ローターの交換など、3~8万円程度の出費が複数発生する可能性があります。
      しかしトランスミッション関連の故障については、現在のところ当ショップでは確認しておりません。

      ご購入時のアドバイス
      これらの点から、販売店の保証を必ずご利用いただき、できる限り長期の保証期間を設定することを強くおすすめします。
      今回のご購入は、正規ディーラーの中古車でしょうか、それとも中古車販売店でしょうか?

      いずれの場合も、結婚式やお子様の誕生など、今後のライフイベントで車以外の出費も増えることが予想されます。そのためライフプランを考慮し、保証付きの車両を選ぶことが重要だと私は思います。

      少し強い口調になってしまったかもしれませんが、ゴルフ7.5 GTIパフォーマンスを安心して維持するためには、今後の資金計画を改めてご検討いただいた上でご購入を進められることをおすすめいたします。

  3. toku

    お問い合わせ失礼いたします。
    現在ファミリーカーの購入を検討しています。お金のなるべくかからない車にしたいとの思いから、両側電動スライドの日本車を中心に検討しているのですが、そもそも個人的にあまりミニバンが好きではなく、どうしてもミニバンに乗らなければいけなくなったらシャランにしよう、と考えておりました。
    ですが、やはり気になるのは維持費であり、そもそもドイツ車は手間がかかるものとの認識はある(過去にBMWに乗っていて経験済み)のですが、調べれば調べるほど、このブログの記事も含めネガティブな情報ばかりが目につき、旅先で行動不能になったり頻繁に入庫ばかりするのも困ることから果たして購入してよいものかと悩んでおります。
    日本車のように、ほぼメンテナンスフリーで乗れるとは考えてはいないところ、現在気になっているモデルは2019年式の認定中古車モデルなのですが、保証は1年のみであることからもやはりリスクは大きいものと考えるべきでしょうか。保障が切れてから大きな故障を迎えたらと思うと怖くてなかなか腹もくくれず踏ん切りがつかないところ、、、、何とぞ、プロの方のご意見を頂戴できればと存じます。長文失礼いたしました。

    • Yuu

      toku様

      コメントありがとうございます。
      正直にお話しさせていただきます。

      toku様がおっしゃる通り、フォルクスワーゲン車は維持費がそれなりにかかってまいります。
      今後、お子様の成長とともにさまざまな費用が必要になってくると思いますので、シャランをご検討される際には、国産ミニバンのように「故障とはほとんど無縁」とは言い難いのが正直なところです。

      ただし、以下の場合は維持費をかなり抑えることが可能です。

      ・保証が2年付く場合
      ・正規ディーラー車でご購入される場合

      私としては、2019年式の高年式でご予算に合うようでしたら、TDI(ディーゼルエンジン)をオススメします。理由としては大きなトラブルが比較的少ない印象があります。

      一方、TSI(ガソリンエンジン)は比較的車両価格が落ち着いているもののウォーターポンプやトランスミッションにやや不安があるため、そういった意味でも2年間の保証は必須だと考えています。

      正規ディーラー車であれば、認定中古車の延長保証を有償で1年延長できると思います。お手数をおかけしますが、一度ディーラーに足をお運びになってみるのも良いかと思います。

      また、ご購入を決められた際には、私の記事でもご紹介した電動リアゲートダンパーのステーは、必ず交換されることを強くおすすめします。

      個人的な話になりますが、シャランは今でも長く乗り続けているオーナー様が多い車種です。
      その理由の一つに、ドイツ車ならではの高いボディ剛性と優れた乗員保護性能があると思っています。

      運転していて疲れにくく、いざという時に家族を守ってくれる車。そういった実用性と安心感が、多くのオーナー様に長く支持されている理由なのかも私は考えております、

      少しでもtoku様のお力になれましたら幸いです。

      今後とも、お困りごとやご質問がありましたら、遠慮なくコメントやお問い合わせにてご連絡ください。

      • toku

        ご多用のところ、お返事をくださりありがとうございました。
        忌憚のない意見と丁寧なご説明で、不安が軽くなりました。また、とても勉強になりました。
        やはり国産ミニバンが経済的負担が少ないことは分かっているものの、、やはりドイツ車の剛性感や作りなど日本車にはない魅力には抗えず…またドイツ車に乗りたいという思いもより強くなりました。Yuu様にいただいたご意見をもとに、車を探してみようと思います。ありがとうございました。

        • Yuu

          toku様

          ご返信ありがとうございます。
          少しでもお力になれたのであれば、安心しました。

          今後も何か気になる事やフォルクスワーゲンの事でお悩みがありましたら、お気軽にご連絡ください。

          • toku

            Yuu様

            たびたびご質問恐れ入ります。
            アドバイスをいただき、TDIを中心に検討しておりますが、やはり正規ディーラー車ですとお値段がなかなかで、TSIの安さに心が揺らいでしまう状態です。
            そこで、カーセンサー保証のあるものも検討に加えているのですが、ディーラー保証とカーセンサー保証で対応出来ない違いなどはあるのでしょうか。保証金額が上限80万円であることは分かったのですが、保証範囲などを見ても正直分からず、、、。
            また、考え方として、状態はそこそこでも、ディーゼル との差額をあらかじめ修理費用と考え、ガソリン車をご購入することも一案でしょうか。コンフォートラインであれば、ダンパーも手動で交換の手間も省けるかと考えたのですが…素人の浅はかな考えかもしれませんが、ご多用のところと存じますが何卒プロのご意見を伺えればと思います。

          • Yuu

            toku様

            コメントいただきありがとうございます。
            TDIはやはり高いですよね。
            私も購入を検討するなら、TSIの価格の安さにかなり心が揺らぎます。

            カーセンサー保証の累積上限が80万円(輸入車の場合)なので、大半の故障はカバーできますが、TSIで特に注意が必要なのはトランスミッション(DSG)です。
            カーセンサーは1度に故障修理出来る金額が恐らく30万円となっている可能性が高く、トランスミッションの故障は実際に数件の事例があり、修理費が100万円を超えるケースも確認取れています(メーカー保証が切れていると全額自費になります)。

            またカーセンサーの保証上限を超えた分は自費負担になるため、TSIを選ぶならダブルで対策を講じておくのがおすすめです。

            例えば、損保ジャパンの故障運搬時車両損害特約(上限30万円、2026年以降始期契約)を自動車保険にセットしておくと、高額修理時の負担を少し軽減できます。

            確認が必要ですが、カーセンサー保証の上限80万円と故障時運搬特約の30万円を同時に使う事が出来たら110万円をカバー出来ると思います。

            こうしたリスクを踏まえると、TSIに乗る場合は予防策をしっかり重ねるのが安心です。
            また、電動ダンパーなしのコンフォートラインを選ぶのも、故障リスクを抑える点で十分に有効な選択肢だと思います。
            ご参考になれば幸いです!

ABOUT ME
Yuu
アストンマーティンDB9やマセラティグラントゥーリズモ、メルセデスベンツCクラスを過去に所有し、現在はジャガーFタイプと三菱エクリプスクロスを愛車とする30歳の整備士が運営するブログ「タチバナ記録簿 」。 フォルクスワーゲンのプロショップでフロントスタッフとして働く著者が、輸入車の維持費を安く抑える節約術や日常のメンテナンス、ちょっとした雑談をリアルに紹介。 高校生時代からの車への情熱を交え、初心者からベテランまで役立つ情報を発信。 フォルクスワーゲンのメンテナンスのコツやコストダウン方法を探しているなら、このブログを是非覗いてみてください。

\買取オークションで愛車を高くろう!/
セルカで無料査定
\カババで愛車を売却/
出品登録はこちら
記事URLをコピーしました